Sunday, July 06, 2008

青山繁 監修「バレーボール テクニックバイブル」ゴリ清水も登場!

先日近所の本屋で発見。青山繁といえば富士フイルムや東レで活躍し、バルセロナオリンピックの代表にも選ばれた天才プレーヤー。今は引退して東レバレー部の総務で働いている。

その青山が監修していて、しかもDVDではプレーを披露している。彼のような一流プレーヤーの教則DVDなんかめったにお目にかかれない。それだけでも十分価値がある。また、サーブ→レシーブ→トス→スパイク→ブロック→攻撃フォーメーションと試合の流れに沿って解説しているのもいい。

東海大学バレー部が協力していて、攻撃フォーメーションやブロックでは日本代表の“ゴリ”こと清水邦広も登場する。しかし本気じゃないのか、あまりいいプレーをしていないのが残念だ。

■関連記事
大林素子 監修「DVDでよくわかる!バレーボール」

Friday, June 27, 2008

[地味情報] にしおかすみこ「化けの皮」出版記念サイン会が奈良であるよ!

最近ドMキャラが定着しつつある、にしおかすみこのサイン会が近鉄奈良線の西大寺にある「ならファミリー」で行われます。(地味)あまり売れてなさそうなんですが、Amazonのカスタマーレビューを読んでみると好評価。意外と女性ファンが多いのかもしれませんね。僕は予定が入っているので行けませんが、お近くの方は是非足を運んでみてはいかがでしょう。

最近の「ならファミリー」はなかなかイケてますよ!そうそうCROCSの直営店もオープンするみたいですよ!

にしおかすみこ 「化けの皮」出版記念サイン会】より

5階書籍売場でにしおかすみこ氏著「化けの皮」(ゴマブックス 1,365円(税込))をお買いあげのお客さま先着200名さまに整理券を配布しております。当日、整理券と購入いただいた本をお持ちのうえ、会場にお越しのお客様にサインをいたします。

※ 200名になり次第、整理券の配布は終了いたします。
※写真撮影はご遠慮ください。
※29日(日)午後5時以降の本の販売はらくだ広場特設会場のみとなっておりますのでご了承ください。

【日 程】 6月29日(日)
【場 所】 専門店1Fらくだ広場
【時 間】 17:30〜

らくだ広場ってショボイ会場です。撮影禁止ですが2階からなら撮影できるかも。警備員がいなかったらの話ですがね。

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化けの皮
にしおかすみこ
ゴマブックス 2008-02-18
おすすめ平均  star
star優しくて泣き虫なにしおかさんが大好きな方に是非!
star面白かった

by G-Tools2008/06/27

Saturday, June 21, 2008

引き寄せの法則「ザ・シークレット」日本語版DVDが発売されたのでさっそく観た

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ザ・シークレット(日本語版DVD)
ロンダ・バーン, ボブ・プロクター, ジャック・キャンフィールド, ジョン・アサラフ, ロンダ・バーン
アウルズ・エージェンシー 2008-06-12

ビヨンド・ザ・シークレット―「ザ・シークレット」の隠された「鍵」を解き明かす (ゴマ文庫) 引き寄せの法則の本質 自由と幸福を求めるエイブラハムの源流 ザ・シークレット 引き寄せの法則 奥義篇―あなたの願望を実現する超メンタルパワーの使い方 あなたを成功と富と健康に導く ハワイの秘法

by G-Tools2008/08/19

ザ・シークレット日本版DVD発売に伴い日本のオフィシャルサイトがオープンしてます。

ザ・シークレット日本版DVD公式サイト | 引き寄せの法則】より

人類にとっての新しい時代

「ザ・シークレット」は宇宙のもっとも力強い法則を明らかにしています。この法則の知恵は、歴史上のあらゆる預言者、予言者、賢者、救世者の生涯や教え、それにすべての真に偉大な男女の人生を黄金の糸のように貫いているのです。この人々がかつて成し遂げた偉業や業績は例外なくすべて、この最も力強い法則に沿って行われてきました。

例外はなくすべての人間に弱さや苦しみを強さ、力、完璧な平和、健康、豊かさに変える能力が備わっています。

ロンダ・バーンの「ザ・シークレット」発見は、百年も前の古い本を通じて真実を垣間見るところから始まりました。彼女は何世紀も遡って、世界の最も力強い哲学、教え、宗教の核心に存在する共通の真実を追跡し、明らかにしたのです。

ロンダの発見はいま「ザ・シークレット」という映画にまとめられ、世界じゅうで何百万人もの人々がこの映画を見ています。また「ザ・シークレット」は本やオーディオブックにもなり、その数は七百万冊を越えています。

「ザ・シークレット」はあらゆる人生を律する法則をシンプルに説明し、どうすれば——意図的に、また楽々と——楽しい人生を創り出すことができるかという知恵を教えています。これがあらゆることの「シークレット」です——限りない幸福と愛と健康と豊かさの「シークレット」なのです。

これは「人生のシークレット」です。

基本的には本と内容は全く同じですが、映像なので視覚聴覚に刺激されてマインドコントロールされるような感覚になります。本は何度か読みましたが、やっぱり映像の方がいい。暇な時間に瞑想する感覚で観れば気持ちが前向きになれるでしょう。本を買って「引き寄せの法則」に興味を持った人は是非観てみて下さい。

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とうとうこの本を紹介するときがきた「ザ・シークレット」「引き寄せの法則」

Saturday, March 22, 2008

「ザ・キー」と「引き寄せの法則」を読んだ

ザ・キー ついに開錠される成功の黄金法則 (East Press Business) 引き寄せの法則 すべての願いが現実になる

「引き寄せの法則」シリーズ。これで4冊目。

まず「ザ・キー

ほしいものを引き寄せようとしても失敗するのはなぜか……? 「秘密」は、感情の処理方法にあった。感情を「クリアにする」方法を知り、 そして「クリアでいつづける」ことこそが、奇跡を起こすキーだ!これまでの自己啓発書・啓発プログラムがとりこぼしてきた重要な秘密のひとつが 「クリアリング」であることを、10の具体的方法に分けて詳説する、まったく新し い実践的バイブル。 この1冊が、黄金法則を「開錠」し、成功につながる世界への扉を開け、そして あなたを変える。

「ザ・シークレット」を実践してもなかなか上手くいかない人は是非これを読むことをお奨めします。クリアリングで心の鍵を開きましょう。なかなか読み応えのある一冊。

そして「引き寄せの法則」。

本書は、『ザ・シークレット』の中で“100年前の秘密の本”“人生を成功に導く偉大なる秘密”と呼ばれていた、伝説の書である。20世紀初頭の「ニューソート」の旗手、ウィリアム・W・アトキンソンが1906年に刊行したこの『引き寄せの法則』は、その「宇宙で一番強力な法則」を世界で初めて明らかにし、一世紀にわたって多くの思想家や成功者たちの人生を変えてきた。すべての願いが現実となるその法則を知るには、すべての原点である本書を読まなければ理解できないだろう。

「引き寄せの法則」関連の本は沢山出ているが、この本が原点と言えるだろう。こえは一読しとくべし。サクサクっと読めます。

最近引き寄せ始めてから上手くいったことは、シネ・ヌーヴォの朝日新聞の広告。金曜日の夕刊にそれが掲載された。新聞は初めてだったのでフォントの大きさにかなり気を使ったが、もう少し小さくてもOKということが分かりとても勉強になった。

まだまだ引き寄せたいものは沢山ある。この2冊ももう一度読み返そうと思う。

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とうとうこの本を紹介するときがきた「ザ・シークレット」「引き寄せの法則」

「MONSTER 完全版」を今読んでるのだ

MONSTER 1 完全版 (1) (ビッグコミックススペシャル) MONSTER 2 完全版 (2) (ビッグコミックススペシャル) MONSTER 3 完全版 (3) (ビッグコミックススペシャル)

僕は普段あまり漫画は読まない。(頭文字Dは読んでるけど)だから「MONSTER」を初めて知ったのは夜中にやっていたアニメだ。途中から見始めて、結局結末をしらないままだったので凄く気になっていた。すると今年から完全版が順次発売されていくのを知り、今発売されている1巻から3巻までをAmazonで購入した。1冊1,500円。結構な値段だなぁ。嫁に怒られたよ。

このストーリーはかなり複雑なので、ある程度予備知識があった方がいいのだろう。時代背景とかもね。僕はだいたい知ってるので違和感なく読めているが、読破したらもう一度読みたいと思う。

因に予備知識をと思うならWikipediaを見るのが一番手っ取り早い。ネタバレ部分も多く含むが、詳しく解説されている。

それにしてもテレビでは全74話も放送されていたんだね。このうち半分も見てないかもな。また再放送してくれると嬉しいんだけど、深夜アニメって時間変更が多いから録画するの面倒なんだよな。かといってDVD借りるのも大変そうやし…。とりあえず完全版を読破したら考えようかな。

Saturday, March 01, 2008

とうとうこの本を紹介するときがきた「ザ・シークレット」「引き寄せの法則」

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ザ・シークレット
山川 紘矢 山川 亜希子 佐野 美代子
角川書店 2007-10-30

by G-Tools2008/08/19

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引き寄せの法則
石井 裕之
講談社 2007-11-21

by G-Tools2008/08/19

先月中頃、正月に友人と話題になったあるヒーリング。それを受けにわざわざ埼玉まで行ってきた。それも何かに引き寄せられる様に。埼玉は始めて行くので不安もあったが、期待の方が大きかった。ヒーリングや催眠療法というのは始めて受けるので少し緊張したが、以外とどうでもなかった。

そこで頻繁に出て来た言葉が「ハイヤーセルフ」という言葉だ。受けているときは全く理解できなかったのだが、ある時ふと本屋で目に止まった「ザ・シークレット」という本。本来はオバマ氏の本を買う予定だったが在庫がなく、渋々買う事にした。

帰ってさっそく読み始めると、埼玉でのヒーリングでのことが一気に理解できた。この本と出会えたのも、埼玉に導かれたのも、運命だったんだなぁと非常に驚いた。

内容は「引き寄せの法則」と言っていることは一緒。「ザ・シークレット」はスピリチュアル的要素が強く、「引き寄せの法則」はより論理的で実践的だ。

この本は2冊一緒に読むのが好ましい。僕は既に2冊とも2回読んだ。そしてそれを実践している。

この一連の出来事から変わったことと言えば。

  • 自分自身を愛せる様になった
  • 将来への不安がなくなった
  • お金を引き寄せることで、仕事がいくつか舞い込んで来た
  • バレーボールと出会い、色んな人達と出会い刺激をうけた
  • 体力が回復してきた
  • 体重が落ちて来た
  • 毎日が楽しい
  • カウンセリングに行かなくてよくなった
  • 家庭円満
  • 常にポジティブになれるようになった
  • 夢が実現する最中
  • 躁鬱が治った(多分)
  • 裁判に強い味方が付いてくれた

並べると他にもキリがない。今まで躁鬱だったのが嘘のように心が晴れた。

こういう本は巷ではゴロゴロしてるんだけど、ここまで僕にインパクトを与えた本はまずない。

中にはスピリチュアル的なことを否定する人も沢山いると思う。僕もいいことだけしか信用しないしね。でも、ここに書かれていることは今すぐにでも実践できる。人間は考え方、思い方一つで不幸も幸せも引き寄せることができるのです。立ち読みでもいいから一度目を通して欲しい一冊。

今回に関しては埼玉の見学さんを紹介してくれたザ・ブラックバスのいしかわ夫妻、そしてヒーリングをやってくれた見学さん。そしてこの本に本当に感謝。そしてなによりも僕を生かせてくれる周りの家族や友人達、両親、に感謝。過去の仕事の同僚にも感謝できるようになった。

このエントリーは僕の夢が少しでも叶ったら書こうと思ってたけど、やっぱ独り占めはいかん。多くの人に読んで共感してもらえればありがたいなと思う。

■関連記事
「ザ・キー」と「引き寄せの法則」を読んだ

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ザ・シークレット(日本語版DVD)
ロンダ・バーン, ボブ・プロクター, ジャック・キャンフィールド, ジョン・アサラフ, ロンダ・バーン
アウルズ・エージェンシー 2008-06-12

ビヨンド・ザ・シークレット―「ザ・シークレット」の隠された「鍵」を解き明かす (ゴマ文庫) 引き寄せの法則の本質 自由と幸福を求めるエイブラハムの源流 ザ・シークレット 引き寄せの法則 奥義篇―あなたの願望を実現する超メンタルパワーの使い方 あなたを成功と富と健康に導く ハワイの秘法

by G-Tools2008/08/19

Saturday, February 09, 2008

「中居正広の金曜日のスマたちへ」出演していた木村藤子「「気づき」の幸せ」を読んだ

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「気づき」の幸せ
木村 藤子
小学館 2007-05-09

by G-Tools2008/02/09

金スマに出演してたときから気になっていた霊能者、木村藤子氏の本。本屋で吸い寄せられるように手に取っていた。

元々、霊だとか死後の世界とかそういうことには凄く興味があった。この木村藤子氏が本物かどうかはおいらには分からない。でもこの本ではごく当たり前の「気づき」について書かれている。こういう世界を信じない人でもハッとさせられることは多いだろう。言ってることは本当に正しい。

木村藤子(きむら ふじこ 1947年)は、日本の女性。元信用金庫職員。青森県 田名部(現むつ市)出身、在住。地元では「木村のカミサマ」、「へびのカミサマ」とも称され、マスメディアなどで霊能力者として紹介されている。(Wikipediaより)

沖縄のユタなどと同じなのかなぁ。よく分からないけど…。

青森まで行くお金があれば、一度見てもらいたいな。興味本位じゃなくマジで。

Monday, February 04, 2008

養老孟司「養老訓」読みました

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養老訓
養老 孟司
新潮社 2007-11

by G-Tools2008/02/04

養老孟司先生の言っていることはどの本を読んでも一緒だなぁ。でも惹かれるのはおいらが理想とする大人像がそこにあるから。

特にこの「養老訓」は年配の方向けに書かれたいい本だ。機嫌良く老後を過ごすためにはどういった考え方を持てばいいか?そういったことが多く書かれている。ほんとにそういう老人が増えたら日本は楽しい国になるやろうなぁ。おいらも機嫌良く老後を過ごしたい。ってまだ先の話だけどね。

Friday, December 07, 2007

密かなブーム「工場萌え」

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工場萌え
大山 顕 石井 哲
東京書籍 2007-03

工場萌えな日々 ダム Deep Inside 僕たちの大好きな団地―あのころ、団地はピカピカに新しかった! (洋泉社MOOK シリーズStartLine 13) 工場幻想曲

by G-Tools2007/12/07

最近工場をアートとして見る人が増えていて密かなブームになっているそうだ。「工場萌え」という写真集は3万部も売り上げているらしい。

大阪には阪神工業地帯というのがあって、阪神高速湾岸線を走っていると見ることができる。夜見る光景は映画に出てくる未来都市のようでとても美しい。初めて見たときは凄く感動したのを覚えている。また四日市工業地帯なんかも人気のあるスポットらしく【かさこワールド 工場写真】で見ることができる。

一昔前は公害の象徴的な建築物が、今はアートだなんて不謹慎だと思う方もいるかもしれないが、あの無駄がない上、複雑なフォルムがマニアの心をくすぐるのかもしれない。

あ〜久しぶりに湾岸線走ろっかなぁ。そういえば、僕はそこの工場をアンドロメダと呼んでいたな。

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工場萌えカレンダー 2008 (2008)
三才ブックス 2007-10

by G-Tools2007/12/07

Wednesday, November 28, 2007

今更ながら養老孟司「壁三部作」読んだ

バカの壁 (新潮新書) 死の壁 (新潮新書) 超バカの壁

養老先生ほど説得力があって無責任な人はいないなぁとつくづく思う。w

この本で一貫しているのは原理主義と一元論をとことん批判しているということ。そのことが「バカの壁」だけではなかなか理解できなかった。それで「死の壁」「超バカの壁」と読んでいくうちに何となく分かったような気がする。

今起きている戦争の背景に原理主義があるのは言うまでもないが、一元論に関してはNHKなんかもある意味そこに含まれる。

「公平・客観・中立」

これがあたかも正しいかのように、一神教化していくのはヤバイと言っている。うん。確かにそうだな。

著者が指摘しているように、今の日本はモノの考え方、見方がおかしくなっている。

特に最近感じたのは「香川・坂出事件」で民放がこぞって父親の怒りのインタビューを放送していたこと。いかにも父親が犯人だと視聴者に思わせるような報道。あれを見てどう思うかは視聴者の自由だが、テレビという巨大なメディアを使うということはある意味洗脳に近い。

確かに「和歌山カレー事件」でもそうだが、犯人というのは何故だがやたらとメディアで喋る。そういった思い込みみたいなのがメディアにも根付いているのだろう。これは本当に恐ろしいことだなと感じた。

世の中あまりにも多くの情報が氾濫していて、何が正しくて、何が正しくないのか、それさえも見極めるのが困難な時代だ。そういった情報や問題の根本をきちっと見極める必要があるし、いや、そうでなければ日本は間違った方向へ進んで行くのかもしれない。

Friday, November 09, 2007

lomoさんこと菊地芳枝「twitterコミュニケーション・バイブル」読みました

caramel*vanilla】の管理人lomoさんこと菊地芳枝氏のtwitterバイブル。初心者向けに作られているのだが、今まで何気なくtwitterを使っていた人にもおすすめ。

twitterが登場してから【caramel*vanilla】の更新もほとんどなくなり、完全にtwitterTumblrに走っちゃったんだなぁと思ってたら、こんな本を書いてたんですね。

それにしてもウェブ業界ではない仕事に就きながらこんな本を出すんだから、「ウェブ時代をゆく」を地で行ってる人なんだなあぁと改めて驚かされました。

僕も流行始めた頃からtwitterをやっているが、知らぬ間に色々なtwitterツールが登場していて、それらも沢山紹介されている。あまりtwitterへの魅力を感じなくなっていたけど、これを読んでもっと楽しんでみようかなぁと思った。それだけlomoさんのtwitterへの愛情が伝わってくる本です。

梅田望夫「ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか」読みました

4480063870 ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫
筑摩書房  2007-11-06


by G-Tools

大ベストセラー「ウェブ進化論」の対書がとうとう出版された。この本に関しては素晴らしい書評が沢山書かれているので(一識者から梅田望夫へ - 書評 - ウェブ時代をゆく「ウェブ時代をゆく」を読む - Vantage Pointウェブ時代をゆく巨大な社会の変化を生き延びる梅田望夫氏の方法)、僕は「ウェブ進化論」を読んでから、この「ウェブ時代をゆく」までの約2年間を振り返ってみようと思う。

当時勤めていた会社でウェブ担当として働いていた僕は、上司から何かインターネットで儲けることはできないか考えてくれと頼まれた。

そのときのウェブ担当は僕一人。ウェブの基礎を専門学校で習っていたものの、実務としては某テレビ局のホームページの管理(約2ヶ月)、友人のバンドのホームページ制作、友人の会社のホームページ制作、勤め先のホームページ制作ぐらいしかウェブの実績がなかった。

基本的に専門はPhotoshopとIllustrator。XHTMLやCSSなどは独学で学んでいる。なのでいきなりウェブビジネスと言われても何をどうしていいか分からなかった。そんなとき出会ったのが「ウェブ進化論」。

「あちら側」と「こちら側」。今でも頭がこんがらがってしまいそうだけど、もしかしたらこれはチャンスなのではないかとワクワクしたのを思い出す。

しかし馬鹿な僕が思いついたのは、ブログとポッドキャストを使ったラジオ局というなんとも幼稚な発想だった。そしてアフィリエイトで収益を上げるという無謀な企画書を会社に提出した。今考えるとあれが僕のできる精一杯の仕事だった。

何故ラジオ局という発想になったかというと、その会社はテレビ番組制作会社であり、上司を納得させるにはメディアをちらつかせるのが一番てっとり早く、しかも分かり易いと考えたからだ。それに新たなソフトや機器を買う必要もなく、リスクが少ないことも納得させる材料としてはいいと判断した。

それから僕は会社のスタッフブログと、大阪九条にあるミニシアター、シネ・ヌーヴォの支配人、奥三紀氏の協力で制作したポッドキャスト、それと小説ブログを半年で収益を出すという意気込みで取り組み始めた。

でも僕は半年で何とかなるものではないと始めから分かっていたし、アフィリエイトでの収入など期待していなかった。ただただコンテンツ作りに必死になろうと考えていた。

この仕事の中で一番力を入れたのが、ポッドキャストだった。BGMやジングルなどはバンドのリーダー渡辺篤紀氏にお願いし作ってもらい、奥三紀氏にも原稿を書いてきてもらい、それを元に毎回収録しては編集を繰り返していた。そしてその仕事はほんと楽しかった。

そんなある日、奥三紀氏からシネ・ヌーヴォXというデジタルシアターを劇場の2階に作ることになったので、そのオープニングの目玉としてやる映画の宣伝をブログでやって欲しいと頼まれた。奥三紀氏もネットでの宣伝に全く期待していなかったのだが、その映画のチラシと自社サイトのページが間に合わなかったこともあり、半信半疑でお願いしてきたのである。

僕はまず奥三紀氏とやっていたポッドキャストのブログ上で、上映スケジュールと作品紹介をアップした。そしてその映画がツール・ド・フランスを題材にした映画だったので、自転車に関連するブログに片っ端からトラックバックを貼った。

しばらくしてアクセス解析を見ているとmixiからのアクセスが急に増えていた。何故かというと、トラックバックを貼ったブログの誰かが、mixiの自転車コミュニティでこのことを宣伝してくれたのだ。そして、自転車で映画館に来ると割引という特典があったので、みんなで一緒にオフ会をかねてシネ・ヌーヴォに行こうと書かれてあった。このときに初めて「ウェブ進化論」に書かれてあったことが実現したのだ。

しかし、映画館には利益があっても、うちの会社には何の利益ももたらさなかった。ここで僕は自分の力の無さを痛感したのと、半年で見通しが立たなければ会社を去ろうと決意した。

それから会社を辞め、入院を経験し、今年の春から自分自身のブログを立ち上げ、もう一度可能性にかけてみようと思った。新しいスキル(DTP)を身につけるためにハローワークの職業訓練校へも通った。毎日ネットで情報収集も行ってきた。でも今自分が何をやるのが一番自分らしいのかという壁にぶち当たっている。

そしてさっき、「ウェブ時代をゆく」を読み終えた。僕はスモールビジネスがやりたいと思った。しかし僕には致命的な欠陥がある。それは「勤勉の継続」が自然に行えていないことである。やっていることといえば好きな本をただひたすら読んで、ブログを書く毎日。本を読むことも勤勉の一つだと言ってくれる人もいる。しかし、まだ何も見えてこない。

この本には「ロールモデル思考法」というのが取りあげられている。

たった一人の人物をロールモデルとして選び盲信するのではなく、「ある人の生き方のある部分」「ある仕事に流れるこんな時間」「誰かの時間の使い方」「誰かの生活の場面」など、人生のありとあらゆる局面にかんするたくさんの情報から、自分と波長の合うロールモデルを丁寧に収集するのである。(P.120より)

これを読んで今はそういう時期なんだなと思った。これを乗り越えないと恐らく僕に先は見えてこない。この一文と出会えただけでこの本の価値は十分にあった。

話はここで終わりじゃない。この本を読み終わってポストを見たらアマゾンで注文していた本が届いていた。

この本の著者、lomoさんこと菊地芳枝氏はWeb業界に身をおかず、趣味で 「caramel*vanilla」というブログを始め、あげくの果てにこの本を出版したのである。まさに「ウェブ時代をゆく」人なのだ。なんという偶然。もちろんこの本の感想は後日書きます。さらっと見た感じでは、Twitter初心者から上級者まで楽しめる、非常に分かり易い本です。

Tuesday, November 06, 2007

石野純也「勝手サイト 先駆者が明かすケータイビジネスの新機軸」読みました

勝手サイト 先駆者が明かすケータイビジネスの新機軸 (ソフトバンク新書 52) (ソフトバンク新書 52)
石野 純也
4797345144

「勝手サイト」=「いかがわしい」という図式は崩れつつあるようだ。今までは公式サイトでないとビジネスになり得ないと思われていたが、もうそういう時代ではなくなった。携帯でも広告収入がメインになりつつある。

<目次>
第1章 勝手サイトのチャンスが広がるケータイ・コンテンツ市場

  • 公式サイトと勝手サイト
  • 高速化による「寄り道」の実現
  • 検索ページで広がる「外の世界」
  • 端末の高機能化によるアクセス環境の多様化
  • 1兆円を超えるケータイ・コンテンツ市場

第2章 勝手サイトを支える広告市場

  • 急成長するケータイ広告市場
  • 続々と参入する大手企業
  • 広告で蘇るコンテンツ
  • 媒体を束ねて既存メディア並みの効果を発揮
  • 広告ビジネスに残された課題

第3章 ケータイカルチャーの流れを読み拡大するコミュニティ

  • コミュニティを育み、伸びる勝手サイト
  • 無料ゲームをきっかけに600万の会員を集めたモバゲータウン
  • アバターの魅力を収益に結びつける
  • 口コミにもつながるモバゴールドの魅力
  • コミュニケーションを誘発する数々の仕掛け
  • 「勝手サイト=危険」の誤解
  • ポータルサイト化を目指すモバゲータウン
  • 無料の着信メロディーで高校生のハートをキャッチしたゴルゴンゾーラ
  • 深夜ラジオ風のフレンドリーなコミュニティ
  • 2つのコミュニティに共通するユーザー本意の姿勢

第4章 「ケータイならでは」を活かした勝手サイト

  • 「通話」よりも「メール」が重視される時代
  • 高画素カメラは使わなくても欲しい
  • 口コミやメディア連鎖で利用者急増中の「顔ちぇき!」
  • 次々と決まる大型タイアップ
  • ジェイマジックの目指す「未来の検索」
  • サイトをメールに置き換えた「ニワンゴ」
  • まずサービスありきのダイナミックな展開

第5章 「位置情報」を価値に換えたロケーションバリュー

  • 最大の武器は位置情報
  • 労働力の「ロングテール」を実現する「おてつだいネットワークス」
  • 求人広告の価格破壊
  • 労働者の質を保証する相互評価システム
  • 広告に頼らないビジネスモデル

第6章 黎明期のケータイ動画にビッグバンはおこるか?

  • ビッグバン目前のケータイ動画市場
  • キャリアの仕組みを超えた枠組みを提供する「jigムービー」
  • 1年かからずに100万人の視聴者を集めた驚異の動画サイト
  • PCの動画文化をケータイに持ち込んだ「ニコニコ動画」
  • 勝手サイトに動画で切り込むサイバード

第7章 勝手サイトが作り出すケータイ・コンテンツのスタンダード

  • 「スピード感」や「自由な発想」で公式サイトを凌駕
  • ケータイならではの「空気感」をつかむ
  • ケータイだけにしかできないコンテンツ

ここで取り上げられているのはモバゲータウンとかゴルゴンゾーラixenONE☆FESTAニワンゴおてつだいネットワークス顔ちぇき!など。僕がせいぜい携帯で見るのはmixiかGmail、Twitter、競馬関係サイトぐらい。勝手サイトは10代、20代をターゲットにしたものが多く、僕のようなオッサンには少し取っ付きにくい印象がある。しかし顔ちぇき!などは宴会ネタとしても使えたし、これからいろんな層を狙った勝手サイトが出てくるのではないかと思う。

ただ、iPhonのようなモバイルが日本でも主流になってくると、携帯サイト自体あまり意味をなさないのではないだろうかと思うが、こういう考え方自体がある意味時代遅れなのかもしれないな。

Saturday, November 03, 2007

養老孟司「ぼちぼち結論」 読みました

ぼちぼち結論 (中公新書 1919)
養老 孟司
4121019199

中央公論に連載された「鎌倉傘張り日記」と、毎日新聞での書評が元になっている養老孟司先生の著書。

「理性」に振り回される現代社会を憂い、社会「常識」の怪しさを指摘し、虫捕りの時間がないことをぼやく……。養老孟司の時評シリーズもついに完結篇。ホリエモン・村上ファンド騒動、NHK受信料、データ捏造問題、中国の経済脅威、自民党総裁選、団塊世代の定年…。さあ、結論が見えてきた。

ちょっと古い話が多いけど、養老孟司先生の本ってやっぱ面白いな。たまに何を言ってるのか理解できないこともあるけど、独特のテンポで読んでいて楽しい。また、養老孟司先生は理科系だから理科の視点でみる。そこが僕の好きなところ。

最後にアメリカの話が書かれているのだが。

現代世界の問題はなんだろうか。アメリカ文明。そういってしまえば、結論は簡単である。

(中略)

アメリカ人は個人あたり日本人の四倍以上のエネルギーを使う。炭酸ガスの排出量は、全世界の二十五パーセントを占める。つまりエネルギー高消費型の文明である。

そんなこと新聞読んでたら分かることだろ?と言われそうだが、日本人の四倍以上のエネルギーを使っていると言われると、何故アメリカが石油にこだわるのかがよく分かる。そしてイラク戦争を起こした理由も想像がつく。

モノ作りなんて、二流の人がすることである。その意味では日本とは、世界の二流文明である。

でも、だれかがモノ作りをしなければならない。それなら日本が背負えばいい。だから日本は省エネで、モノ作りなのである。それは文明としては二流で、損な立場である。でもアメリカ人にモノを作らせたら、アメ車になってしまう。やたらに石油ばかり食って、故障ばかりして、能率が悪い。それなら日本がやったほうが、世界のためである。

そいうふうに、考えるべきではないか。それなら世界の石油は日本に使わせろ、というのが本筋であろう。日本が石油を節約するなどという話は、その意味では見当が外れている。世界のためにならないのである。

ろくなモノを作らないアメリカに石油を使わせるぐらいだったら、日本が使う方が世界のためになるというのは非常に納得できるし、考え方としてはアリなのである。

ではこの本のタイトル「ぼちぼち結論」の結論とは何か?言い方が悪いかもしれないが僕は彼の遺言書のように感じてならない。

Wednesday, October 31, 2007

佐々木俊尚「ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点」読みました

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ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点 (文春新書 595)
佐々木俊尚
文藝春秋 2007-10-19
売り上げランキング : 724
評価
おすすめ平均  star
star巧に切りとられた20のテーマ
starいま何が注目されているか、を短時間で一通りチェック

3時間で「専門家」になる私の方法 フラット革命 2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14) ケータイハックス-いつでもどこでも仕事術 [マイコミ新書] (マイコミ新書) モバゲータウンがすごい理由 ~オジサンにはわからない、ケータイ・コンテンツ成功の秘けつ~

by G-Tools2007/10/31

ネットの最前線を20のテーマに分けて解説してありなかなか面白い。

■内容紹介■
新聞は消えるか? テレビの未来の形は? 政治も変える? ネット普及による超情報化・双方向性型社会の、5年後の姿を大胆予測

次々に買い物をさせられてしまう魔術の空間「アマゾン」。ネットの出現によりパッケージの意味を失い、転換を迫られるテレビ、新聞。行動を徹底的に補捉し、きめ細かい“お勧め”を提供する携帯電話……。超情報化社会を加速度的に進化させるウェブ2.0は今、ビジネスと私たちの暮らしを劇的に変化させようとしています。ベストセラー『Google』の著者・佐々木さんが「私が持っているネットビジネスに関する知見をすべてぶちこみました」と語る、渾身の最前線レポートです。

中でも僕が一番興味があるのが「TV 日本のテレビビジネスはまもなく崩壊する」だ。以前某テレビ局内でテロップやCGなどを作っていたこともあり、下請け制作会社から見たテレビ局との関係はなんともいびつだなぁと感じていた。

テレビ局(ここではコンテナーと書かれている)が、放送免許という黄門様の印籠のようなこのシステムのせいで、コンテナー側が儲かり、コンテンツを作っている下請け制作会社が、どれだけ安い制作費で働いているか。そして入社1年目のヘボ女性アナがBMWを乗り回していると聞いて、その格差に愕然としたもんだ。

賃上げ要求の組合運動(春・夏・冬)では下請け会社がやり玉に挙げられ、読みたくもない組合の新聞を玄関で無理矢理渡される。そこには「もう働けません!この賃金では!」とか「人が足りません!」とか色々書かれているのだが、それを読むたび、「テメーらなんぼ貰えば気が済むんねん!この欲しがり棒め!」とか「早く崩壊せんかなぁこのチンカス局!」と心の中で呟いたものだ。

そしてとうとうテレビ局の独占モデルは足下から崩れ始めた。一番問題が顕在化しているのがテレビCM。今やHDRで誰もCMなんぞ見ない。

コンテナーではなく、コンテンツの中にCMを埋め込み、コンテンツの内容や視聴者の属性とマッチングさせるモデルに変わりつつあるのだ。つまりコンテンツと広告を融合させることで、広告の生き残りを図ろうとする考え方である。

こうした状況では、コンテンツさえ維持できれば、広告モデルも維持できてしまう。コンテナーが別の乗り物(媒体)になったってかまわないわけだ。

そうした新たなパラダイムにおいては、コンテンツそのものにこそ優位性があり、コンテナーの優位性は減衰していく。コンテンツはオープン化され、さまざまな媒体によって広く流布されていくことになる。

まぁこれでコンテナー本位制は間違いなく崩れるわけで、制作会社がもっと力を持てる時代がやってくるのである。まぁコンテナーからの圧力がかからなければの話だが。

Wednesday, October 24, 2007

山崎秀夫「Google vs セカンドライフ 3Dウェブ仮想社会の覇権争い」読みました

盛り上がりそうで今イチ盛り上がらないセカンドライフ。日本でのビジネスモデルがまだ確立していないのも原因の一つだろう。

メタバースと呼ばれる仮想社会サービスの隆盛を前にして、アメリカで議論されているのが、「極楽浄土派」と「裟婆世界派」との分類。「極楽浄土派」とは…。

ネットコミュニティを現実世界と切り離された「極楽浄土」と見なし、自らのアイデンティティを現実世界とまったく別のものとして、羽根が生えたようなアバダーを使うことです。

もう一つの「裟婆世界派」とは…。

ネットコミュニティを「現実を補完する単なる手段」と見做します。

「極楽浄土派」は実際にアバダーを操っている人の本質がなかなか見えない。なのでアバダーをターゲットにするのか、本人をターゲットにするかでビジネスは大きく変わってくる。本書では色々な可能性が書かれているのだが、なかなか難しいビジネスだということが分かる。

今後の動きとしてGoogleのメタバース参入、セカンドライフのオープンソース化が進むと一気に盛り上がるだろう。そうなってくるとアバダーの標準化(一つのアバダーで色々なサービスに参加できる)なども本格化してくる。欧米ではそういう動きになっているようだ。

メタバースの現状、これからの可能性を知るのにはいい一冊だが、「Google vs セカンドライフ」というタイトルは、ちょっと内容とは異なるような気がする。

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Google vs セカンドライフ 3Dウェブ仮想社会の覇権争い (アスキー新書 33)
山崎 秀夫
アスキー 2007-10-10
売り上げランキング : 37198
評価
おすすめ平均  star
starタイトルほどでは・・・

セカンドライフの経済心理学 ~仮想世界のマーケティング革命~ [マイコミ新書] (マイコミ新書) 成功のコンセプト ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代 スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学 プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる

by G-Tools2007/10/24

Monday, October 22, 2007

「Balance in Design 美しくみせるデザインの原則」読みました

2年前に読んだデザイン書。

本書の目的は幾何学によって美的価値を数値で表すことにあるのではなく、むしろ、プロポーションや成長パターンといった生命に不可欠な特性ならびに数学に基礎を置く視覚的な関係を明らかにすることである。

デザイン書というだけあってビジュアル面でも非常に分かり易い作りになってるのがいい。内容は「人体と自然界のプロポーション」から「建築物のプロポーション」、「黄金比」「ルート長方形」「デザインの視覚的解析」という流れになっている。特に「黄金比」(1:1.618)については非常に分かり易く解説している。

取り上げられている作品の中でも、カッサンドルのポスターは凄く緻密な計算がされていて面白い。他にもフォルクスワーゲンのビートル(現行モデル)も実は車体が黄金楕円の上部にきれいに収まるようにデザインされているのだ。

普段何気なく見ているものでも、美しいと感じるデザインには必ず何かしらの計算がある。

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Balance in Design  美しくみせるデザインの原則
Kimberly Elam
ビー・エヌ・エヌ新社 2005-09-08
評価
おすすめ平均  star
star数学的理論の先にあるもの…デザイン?
starデザインを知らない人のデザイン入門書
starポスターを描く時に
star目からウロコ。デザインする気になってきた。
star「ダ・ヴィンチコード」をより深く理解したい人へ

Design rule index―デザイン、新・100の法則 DESIGN BASICS~デザインを基礎から学ぶ~ レイアウトのデザインを読む。―情報デザインのロジックを学ぶ (デザインを発見する本!) デザインする技術 ~よりよいデザインのための基礎知識 デザインの生態学―新しいデザインの教科書

by G-Tools2007/10/22

養老孟司/池田清彦/吉岡忍「バカにならない読書術」読みました

この本はニ部構成になっていて、第一部は“「養老流」本の読み方”(養老孟司)、第二部が“バカにならないための本選び”(養老孟司/池田清彦/吉岡忍の鼎談)。この鼎談は週刊誌「アエラ」で2006年春から1年間に渡って繰り広げられたものだ。

実は養老孟司の本は初めて読むのだが、テンポがよく、楽しい上司が話ししてくれてるような感覚になる。なので第一部はかなり面白い。しかし第二部はよほど沢山の本を読んでいる人でないと付いて行けない。でも3人が読んでいる本がいくつも紹介されているし、そこから何を感じたのかを語り合っているので、まさに「バカにならない読書術」といった感じだ。

この本で一番納得させられたのが、著者がイギリスの精神医学者R・D・レインの、『引き裂かれた自己』を読んで考え方が変わったという話。

たとえば、子どもを育てるときに、母親がまったく当たり前のように、すべてのことに完璧なウソを教えていったらどうなるか。本当に繰り返しやっていくと、子どもはそういう世界に慣れてしまう。あるとき、外へ出た瞬間に母親の言っていたこととまったく違うということに気づく。

そのときにどういうことが起きるか。子どもは外の世界をニセ物と考え、自分の世界を本物と考えてしまう。(中略)分裂病の問題というのは、根本的にはそこにあるんだということを、レインは言っています。

(中略)

つまり、普通なら、「これは精神分裂症だから仕方がない」と済ませてしまう問題に対して、原因を論理的に解いていく姿勢をレインは示しているのです。

(中略)

それまで私は、人の心理というものをあれこれ考えることはすごく重要だと思い、癖みたいになっていたのです。しかし、レインの考察は心理学ではない。論理学みたいなものです。大切なのは、心理ではなく、論理だと思うようになりました。

僕も心理はすごく重要だと思っていたし、凄くネガティブな癖を持っている。頭では分かっていたのだが、どうも納得できる答えが見つからない。しかしこれを読んで自分も論理的になろうと思えた。

何故そう思えたかというと、著者は幼少期に経験した父親の死で、心理的な抑圧を受けてしまい、挨拶をすることができなくなっていた。それが40歳代後半に出会ったこの『引き裂かれた自己』という本で、すべて理解できたそうだ。40歳代後半というのが重要で、人ってそんなに歳をいっても変われるんだという事実。これは僕にとって大きな自信になる。

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バカにならない読書術 (朝日新書 72)
養老 孟司/池田 清彦/吉岡 忍
朝日新聞社 2007-10-12
売り上げランキング : 969
評価
おすすめ平均  star
star読書術もいいけれど、第1部の養老先生の話がおもしろい
star目から鱗の役立つ話しが盛りだくさん

反骨のコツ (朝日新書 69) ロストジェネレーションの逆襲 (朝日新書 77) 間の取れる人 間抜けな人 人づき合いが楽になる (祥伝社新書 74) 高学歴ワーキングプア  「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書) 世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

by G-Tools2007/10/22

Sunday, October 21, 2007

前野智純「キラーウェブ 儲かるウェブの裏側」読みました

まずキラーウェブ(サイト)とは…。

多くのインターネット・サーファーを引きつけるホームページの総称。デイビッド・シーゲル(David Siegel)著のCREATING KILLER WEB SITES(キラー・ウェブサイトの作り方),Hayden Books刊で注目されるようになった。(マルチメディア/インターネット事典より)

本書ではその中でも勝ち組Eコマース企業の成功の裏側、ウェブビジネスの基本、業界動向などが分かり易く解説されている。そこでここに登場するサイトをざっと並べると。

ベンチャー企業もあるがほとんどが大手。「うちは規模が小さいから、こんな大手の事例を見たって参考にならないよ」と思うかもしれない。しかしこれらの企業にも成功するまでに紆余曲折がある。その過程に視点を当て、数多くの事例を知り、そしてウェブビジネスに役立ててもらおうというのが著者の狙い。しかしこれが特効薬になると思ってはいけない。どんなビジネスでも成果が出るまでには時間が掛かる。上記の事例にしてもそうだ。

この中で一番興味深かったのはOisixの成功事例だろう。ユニクロでさえ失敗した食品販売。世界初の成功モデルとして取り上げられている。

またサイト・アンジェはネットショップだが、やっていることは接客業と同じ。クレームメールには5分以内で対応など、きめ細やかな顧客サービスで楽天のショップ・オブ・ザ・イヤーインテリア部門1位を2000年から7期連続受賞している。

どの事例を見てもそうだが、結局はユーザーがどれだけ満足を得れるか。それはネットビジネスに限ったことではない。繁盛している店はネットビジネスをやっても繁盛するのだと思う。常にユーザーの顔を見ようという姿勢がないと、ユーザーはすぐに見破ってしまう。

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キラーウェブ 儲かるウェブの裏側
前野 智純/株式会社エクストラコミュニケーションズ
翔泳社 2007-09-27
売り上げランキング : 24346
評価
おすすめ平均  star
star本質論。
star業界人にはありきたりの内容
starマーケティングサイト関係者、必読です

消えるサイト、生き残るサイト 「SEO11の戦術」で、絶対に生き残れ! SEO SEM Technique Vol.2 Webマーケティング成功の法則75 Google Analyticsではじめる 儲けるためのアクセス解析術 Webキャンペーンのしかけ方。 広告のプロたちがつくる“つぎのネット広告”

by G-Tools2007/10/21

Saturday, October 20, 2007

読みかけの本をざっと

ほぼ毎週の様に本を買っていると、どうしても途中で読むのが億劫になる本も出てくる。何とか読もうとするのだが一向に進まない。こういう時って皆さんどうしてるのかなぁ。放置?それとも頑張って読む?まぁせっかくなけなしの金をはたいて買った本なので絶対に読まねば。

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マンガでわかる色のおもしろ心理学 青い車は事故が多い? 子供に見せるとよい色とは? (サイエンス・アイ新書)
ポーポー・ポロダクション
ソフトバンククリエイティブ 2006-12-16

by G-Tools2007/10/20

ずいぶん前に買った本。イラスト付きで面白いのだが、知っていることが多いので暇なときにでも読もうかと思ってる。

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生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
福岡 伸一
講談社 2007-05-18

by G-Tools2007/10/20

これは結構売れている本で、半分ぐらいまで読んでるのだがあまり面白いとは思わない。こういうのが一番辛い。

働くのが嫌になったら読む本 (WAC BUNKO (B-071))
鴨下 一郎
ワック 2007-10

by G-Tools2007/10/20

これも半分ぐらいまで読んでる。非常に読み易いのだが聞いた言葉ばかりで、逆に頭に入ってこない。

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キラーウェブ 儲かるウェブの裏側
前野 智純/株式会社エクストラコミュニケーションズ
翔泳社 2007-09-27

by G-Tools2007/10/20

これは面白い。これが一番先に読み終わるかな。

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こころ (集英社文庫)
夏目 漱石
集英社 1991-02

by G-Tools2007/10/20

集英社文庫ナツイチ2007限定カバー版は蒼井優が表紙。この本は時間が掛かってもいいからゆっくり読みたいなぁ。

以上、読みかけ本5冊。溜まっているにも関わらず今日も本屋にひた走るのだ。

Wednesday, October 17, 2007

荻上チキ「ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性」読みました

荻上式BLOGを運営し、テクスト論、メディア論を専門としている荻上チキ氏の著書。1981年生まれということは僕よりも10歳も若い。改めて自分の頭の悪さを思い知らされた。orz

まぁそれはさておき、本書ではウェブサイト「炎上」のメカニズムを、過去の事例を取り上げて詳しく解説している。そして、文中で頻繁に出てくる言葉が「サイバーカスケード (cyber cascade)」。

サイバーカスケード (cyber cascade)とは、アメリカの憲法学者キャス・サンスティーンが(中略)提唱した概念で、サイバースペースにおいて各人が欲望のままに情報を獲得し、議論や対話を行っていった結果、特定の_たいていは極端な_言説パターン、行動パターンに集団として流れて行く現象のことを指します。

今まで「サイバーカスケード」という言葉にはネガティブなイメージしか持っていなかったが、ポジティブな側面も指摘している。【スティーブさんの自転車を探すOFF in京都】などはまさにそうだろう。

他にも聞き慣れない難しい言葉が沢山出てくるが、その都度分かり易く説明している。ネットに依存している人よりも、むしろインターネットって怖いなぁと思っている人に読んでもらいたい一冊だ。

今までインターネット上でのコミュニケーションの取り方で、何度か泣かされたことがある。そして今後このブログが「炎上」することも十分あり得るだろう。ウェブの性質、インターネットと共生していくためのヒントがここには書かれている。

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ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書 683)
荻上 チキ
筑摩書房 2007-10
売り上げランキング : 3811
評価

下流社会 第2章  なぜ男は女に“負けた 2011年、メディア再編 地デジでテレビはどう変わるのか (アスキー新書 17) サイバージャーナリズム論 「それから」のマスメディア (ソフトバンク新書) ウェブ社会の思想―〈遍在する私〉をどう生きるか (NHKブックス 1084) フラット革命

by G-Tools2007/10/17

Tuesday, October 09, 2007

吾妻博勝「鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ 食品偽装の最前線――魚・肉・野菜・米」読みました

ミートホープや白い恋人などで何かと騒がれている食品偽装。
この本は食品業界の裏側というか最前線が書かれていてなかなか面白い。
内容は魚編、肉編、野菜編、米編と分かり易く解説してある。
驚いた偽装をいくつかピックアップしてみる。

アカマンボウ スーパーで売られているマンダイは実はこのアカマンボウ。
マンボウに尾ビレがついた魚だ。
大きいものは2メートルになるらしい。
見た目は薄い赤色でマグロのような身なので、回転寿司ではカジキマグロの握りになったり、ネギトロになったりする。
さらに驚きなのが、ネギトロには牛の肉や脂、卵黄などでできているタンパク加水分解物が添加されていたりするそうだ。
ネギトロで白っぽい脂のようなものがこのタンパク加水分解物。
他にもラード(豚脂)が使われることもある。
生魚だと思っていたものに牛や豚が使われているのには驚いた。

アメリカナマズ 高級魚に化けるのがこのアメリカナマズ。
マダイ、ヒラメ、スズキ、アイナメに変身するのだ。
スーパーで売っているお造り盛り合わせなどはアメリカナマズを使用している可能性が高い。
まぁ値段にもよるが。
特に盛り合わせは名前が表示されていないことがあるので、白身の刺身だとタイなのかヒラメなのかよく分からない。
でもそのからくりがアメリカナマズと聞いて納得した。

116__013_op_600x800_2 寿司を食べに行くと必ず注文するのがエンガワ。
エンガワは普通一匹から4枚しかとれないらしい。
ただでさえ高級魚なのに回転寿司に行くと注文すればいくらでも出てくる。
このエンガワは実はアブラガレイという巨大なカレイなのだ。
これ一匹から何百人分のエンガワがとれるのだろう。
だいたい本物のエンガワが150円とかで売っている時点で怪しい。
「やっぱヒラメのエンガワは美味いなぁ」と偉そうに言って食べてた自分が恥ずかしい。
だってヒラメじゃなくてカレイなんだもん。
あとスーパーなどで沖ヒラメと書かれてるものはアブラガレイだそうだ。
沖なんとかとか、トロなんとかとかはかなり怪しいそうだ。

養殖魚は、合成抗菌剤、抗生物質、駆虫剤、麻酔剤、消毒剤、ワクチン、ビタミン剤などを餌に混ぜて育てる。
いや育てるというか生かされている。
あまりにも薬漬けなので養殖業者は自分のところの魚を食べない。
この本に書かれているのだが、ハマチの刺身二切れで風邪が吹っ飛ぶそうだ。
体内に含まれる高濃度の抗生物質のお陰だ。

養殖業界でタブーなのが奇形魚。
背が曲がったり、片目がなかったり色々な症例がある。
こういった魚は加工品になって人間の胃袋に入っていく。

まぁ他にも挙げるときりがないのでざっと。

  • 企業秘密のビーフブイヨン、ビーフエキス製法には乳房やペニスが混入されていることも
  • 病気牛も加工品に使われる
  • 化粧品には牛の皮や血液が使われている
  • 米国産牛の餌は豚や鶏の糞
  • 養豚場で賞味期限切れのコンビニ弁当を餌にしてたら大量の奇形豚が産まれた
  • サイコロステーキは牛脂を注入して成形して霜降りにしてる
  • ハンバーグにダチョウ、ナマズ肉
  • 日本で唯一ガンマ線照射のジャガイモを出荷しているのは、北海道の士幌アイソトープ照射センターで、照射されたジャガイモは生理メカニズムが変わり芽が出なくなったり、腐らない
  • 新米100%に古米を混ぜるのは常識

いやいや、何を信じればいいのか分からなくなります。

Thursday, October 04, 2007

佐藤可士和「佐藤可士和の超整理術」読みました

「キリン極生」や「FOMA N702iD」「HONDA ステップワゴン」、最近では「国立新美術館」のロゴ、「UT STORE HARAJUKU.」などで有名なクリエイティブディレクター佐藤可士和の著書。
タイトルはあまりそそられないけど内容がなかなか面白い。
彼のこれまでの仕事のやり方などを例に挙げているので、クリエイターは是非読んだ方がいいと思う。

この本では「整理」を3つのポイントに分けて解説している。

  • 空間の整理
  • 情報の整理
  • 思考の整理

これを読んでいると佐藤可士和の頭の中身がよく分かります。
とにかく「整理」することがベースになっていて、彼の実績からも妙に説得力があります。

「整理と問題解決は、同じベクトルでつながっている」

身近な問題でも「整理」することによって解決することは一杯あるのかもしれませんね。

まずはデスクの整理と頭の整理をしなきゃ!
いいタイミングで出会った一冊です。

KASHIWA SATO ||| 佐藤可士和

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佐藤可士和の超整理術
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社 2007-09-15
売り上げランキング : 28
評価
おすすめ平均  star
star超整理=思考法だよ。いい本だ!
star実用面としてはどうしても弱い
star野口さんを読むよりは良いと思います
starひとことレビュー
star整理することで創作を生む!

SAMURAI佐藤可士和のつくり方 広告コピーってこう書くんだ!読本 ノウハウを学んでいるのに、なぜ、儲からないのか? ダメなら、さっさとやめなさい! ~No.1になるための成功法則~ レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

by G-Tools2007/10/04

Monday, October 01, 2007

NHKスペシャル「ワーキングプア」取材班「ワーキングプア―日本を蝕む病」読みました

NHKスペシャル「ワーキングプア」取材班の記録。
この番組は見ていないが、反響の大きさはネットで知っていた。
「格差」が見える形になったことは、凄く意味のあることだと思う。

ウィキペディアによると「ワーキングプア」とはこう書かれている。

ワーキング プア(working poor)は、正社員並みにフルタイムで働いても(またはその意思があっても)生活保護の支給額にも満たない収入しか得られない就業者のこと。直訳では「働く貧者」だが、働く貧困層と解釈される。発展途上国などで見られる典型的な貧困層とは異なり、資本主義の先進国で見られる新しい種類の貧困として近年問題視されている。

この問題はそう簡単に解決はしないだろう。
政府の認識も甘いような気がするし。
明日は我が身。
そう考えるととても不安になる。

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ワーキングプア―日本を蝕む病
NHKスペシャル「ワーキングプア」取材班
ポプラ社 2007-06
売り上げランキング : 1096
評価
おすすめ平均  star
starワーキングプア、とはいえ日本人はまだまだ豊か
star争点のすりかえ
star格差社会全体を取材してほしい
star確かに番組そのものは衝撃的、でしたが・・・
star日本型社会主義の再来??

現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書 (659)) 偽装請負―格差社会の労働現場 ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書) 若者の労働と生活世界―彼らはどんな現実を生きているか 雇用融解―これが新しい「日本型雇用」なのか

by G-Tools2007/10/01

Wednesday, September 26, 2007

18禁!永田守弘「官能小説の奥義」読みました

官能小説ってスポーツ新聞に書かれているものしか読んだことがなかった。
性描写が文章なので想像力が必要になってくる。
文章で興奮させるというのは結構難しいものなのかもしれない。

この本では「奥義」というタイトルの通り、官能小説の奥深いところを詳しく解説してくれる。
最終的には「官能小説の書き方十か条」まで書かれているので、官能小説家を目指す人にとってはいいバイブルになるだろう。

この中でも性器表現の種類がなかなか面白い。
まず女性器は5派に分けられている。

  • 植物派(百合、チューリップ、すみれ、梅の花、あやめ、蘭、食虫花、花園、淫花など)
  • 魚介派(赤貝の紐、岩牡蠣、あわび、ホッキ貝、寒ブリの切り身、鯉、電気クラゲなど)
  • 動物派(蝶、鶏のトサカ、ミミズなど)
  • 陸地派(丘、谷間、渓谷、洞穴、クレバス、淡水湖、乳洞、湿地帯、黒塚、水田など)
  • 直接派(お○んこ、膣壁、ヴァギナ、子宮など)

肉表現になると。

  • 陰部=肉裂、秘肉、果肉、貝肉、肉びら、肉沼、肉の蛇口、媚肉、牝肉、肉土手など
  • クリトリス=芽肉、肉芽、粒肉、肉小豆、豆肉、肉突起、肉真珠、肉の宝石など
  • 陰唇=肉羽、薄肉、裏肉、花肉、脂肉、肉ひら、舌肉、恥肉、淫肉など
  • 膣=肉洞、うるみ肉、熟れ肉、吸肉、痴肉、肉壺、肉袋、濡れ肉、蜜肉など

これらのように表現されるそうだ。
書いていて恥ずかしい。笑

男性器になるとシンプルになる。

  • 棒派(淫棒、エッチ棒、男棒、樫の棒、硬直棒、性棒、責め棒、鉄の棒、熱棒など)
  • 茎派(淫茎、牡茎、茎胴、茎根、茎幹、剛茎、太茎、猛茎など)

肉表現になると。

  • ペニス=肉亀、肉キノコ、肉具、肉剣、肉塔、肉笛、肉筆、肉弾頭、勃起肉など)
  • 陰嚢=肉弾、肉袋、肉玉など

これらのように表現される。
このように見てみると日本語の面白さというか、表現力の凄さというのがよく分かる。
個人的に一番面白かったのは精液を「男のリキッド」と表現してたところ。
日本語って素敵だなぁ。

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官能小説の奥義 (集英社新書 410F)
永田 守弘
集英社 2007-09
評価
おすすめ平均  star
star性器・性交描写の羅列
starようこそ官能小説の世界へ

非線形科学 (集英社新書 408G) 官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫) 銀行儲かってます! (集英社新書 407B) 2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14) 「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61)

by G-Tools2007/09/26

Tuesday, September 25, 2007

ジェシカ・ウィリアムズ「世界を見る目が変わる50の事実」読みました

英国公共放送BBCのジャーナリスト、ジェシカ・ウィリアムズの著書。
日テレの「世界一受けたい授業」に出演したことで売れているそうだ。

具体的な数字を取り上げ、世界で起こっている事実を50個紹介している。
日本で起こっていることですら知らない人が多いのに、世界で起こっていることなど知るよしもない。
なので、ここに書かれている事実はどれも驚くものばかりだ。
そこで、僕が驚いたものをいくつか挙げてみる。

  • ロシアで家庭内暴力のために殺される女性は、毎年1万2000人を超える
  • タイガー・ウッズが帽子をかぶって得るスポンサー料は、一日当たり5万5000ドル。その帽子を作る工場労働者の年収の38年分
  • ケニアでは家計の3分の1が賄賂に使われる
  • 今日の米国に生まれる黒人新生児の3人に1人は刑務所に送られる
  • 世界の人口の70%以上は電話を使ったことがない
  • 毎年、10の言語が消滅している
  • 武力紛争による死者よりも自殺者のほうが多い
  • 英国では総選挙の投票者数よりも、テレビ番組でアイドル選びに投票した人のほうが多い
  • ロンドンの住民は、監視カメラで1日300回撮影される

中でも驚いたのは「毎年、200万人の女性が性器切除される」という事実。
これは女性器切除(FGM)や女子割礼と言われているらしく、主にアフリカ、そしてアジア、中東の一部集団、それに欧州、オーストラリア、カナダ、米国の移民社会で行われているそうだ。
女性器切除を受けさせる理由は色々とあり、性欲を封じ込めて婚前は純潔を、結婚後には貞操を守るのだと信じているところや、社会的な儀式や作法とされているところ、宗教上の理由など様々。また、こういったところでは、処置していない女性器は「醜い」「汚い」と見られ女性扱いをされなくなり、村八分を受けたりすることもあるそうだ。
それに衛生上の問題で死者も沢山出ている。
日本にいると全く考えられないことだが、毎年200万人の女性がこういった事実にあっていると思うと何だか複雑な思いになる。

これらの問題に自分ができることは何一つないけれども、事実を知ることで考え方や感じ方が少しでも変わるかもしれない。
著者もそれを望んでいるようだ。

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世界を見る目が変わる50の事実
ジェシカ・ウィリアムズ 酒井 泰介
草思社 2005-04-22
売り上げランキング : 2510
評価
おすすめ平均  star
starヨーロッパリベラルの色合いは色濃い
star事実だと思うが、暗くなってしまう。
star一片の情報、でも看過できない事実。
star世界中の矛盾を考えるきっかけになる本
star世界を見る目は大して変わらない

みんなで考えよう 世界を見る目が変わる50の事実 50 Facts That Should Change the World 私にできることは、なんだろう。 おいしいハンバーガーのこわい話 あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ

by G-Tools2007/09/25

Friday, September 21, 2007

麒麟・田村裕「ホームレス中学生」読みました

どこの本屋も売り切れだったのだが、ようやく入手できた。

麒麟・田村の貧乏話は有名だが、この本では普段テレビでは語られない壮絶な彼の思春期が語られている。
突然父親に「解散」と言われ家族が崩壊したことから、段ボールや公園の草を食べて生活したことなど、驚く話が満載。
でもお笑い芸人らしく重たくなく、笑い話のように語られているのがいい。

田村の人柄もあるのだと思うけど、彼の回りに集まってくる人達が凄く温かい。
これを読むと、世の中まだまだ捨てたもんじゃないよなぁと思えてくる。

母親の死を乗り越えさせた高校の担任の、工藤先生の手紙は感動。
生徒ときちんと向き合える先生ってほんと少ない。
でもこの工藤先生は常に生徒と同じ目線である。
こんな先生が僕のときにもいてくれたらって思った。

僕自身も人との出会い、縁とかをもっと大切にしていかないといけないなぁと考えさせられた。
何か上手く説明できないけど、本当にいい本ですわ。

あっそうそう。
失踪したお父さんに会いたいってテレビで言ってたな。
それとこの本の印税はお世話になった方々へのお礼に使いたいとも言ってた。
いい奴だな。
田村って。
ドラマ化するかもね。

■追記(2007.9.25)
お父さんが見つかったそうです。
超能力者の透視で麒麟・田村の父親が見つかる!

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ホームレス中学生
麒麟・田村裕
ワニブックス 2007-08-31
売り上げランキング : 4
評価
おすすめ平均  star
star感動です・・・。
star逆説的ですが
star感動と、生きるパワーをもらえる本でした。
starこれもまたGOOD!
star中学生と高校生の母です

一人二役 14歳 いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227) 女のことは芸人に聞け モテもん サイクリングリサイクル

by G-Tools2007/09/21

Thursday, September 20, 2007

飯倉晴武「日本人 数のしきたり」読みました

日本人のしきたり」の第2弾。
「数」に関する日本のしきたりを由来とともに紹介されている。
たとえば、「一」のしきたりでは「にぎり寿司を一カン、ニカンと数える理由は?」とか、「三」のしきたりでは「歌舞伎の幕は何故三色なのか?」と、「一」〜「十」、「百」「千」「万」「億」などのしきたりの由来を知ることができます。

日本は言葉に霊魂が宿ると考える言霊信仰の国で、さらに古代中国から伝えられた陰陽思想の影響も大きく受けています。
「ニ」や「四」を嫌うのは、偶数は陰の数字と考えられているため、縁起が悪いとされています。
逆に「三」「五」「七」などの奇数は、陽の数字と考えられ縁起がよいとされています。
末広がりの「八」や、苦しむとされる「九」などは別ですが、これなどは日本独特の考え方のようです。

自分のラッキーナンバーがある人は、その数字の章だけでも読んでみれば面白いと思います。

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日本人 数のしきたり (青春新書INTELLIGENCE 176)
飯倉晴武
青春出版社 2007-07-03
評価
おすすめ平均  star
star言霊(ことだま)の国 日本

日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心 (プレイブックス・インテリジェンス) 日本人礼儀作法のしきたり (青春新書INTELLIGENCE 181) (青春新書INTELLIGENCE 181) 日本人が忘れてはいけない美しい日本の言葉 (プレイブックスインテリジェンス) 日本人の禁忌―忌み言葉、鬼門、縁起かつぎ…人は何を恐れたのか (プレイブックス・インテリジェンス) 日本の「行事」と「食」のしきたり (プレイブックス・インテリジェンス)

by G-Tools2007/09/20

Tuesday, September 18, 2007

大美賀直子「どうして会社に行くのが嫌なのか」読みました

All Aboutのストレスガイドに掲載された約160本の記事をもとに書かれた本。
鬱になる前に是非読んでもらいたい。

僕も医師から言われたのだが、人間にはそれぞれ考え方の「癖」があるそうだ。
ネガティブな人はネガティブな考え方をする「癖」が付いているのだ。
その「癖」を自分自身で理解していれば、ストレスを抑えることができる。

実は僕も今このカウンセリングを受けている。
行動認知療法と言われているものだ。
「何故あの時腹が立ったのか?」「腹が立った原因は何か?」「その時何を考えたか?」などその一連の流れを書き留めていき、自分の「癖」を知る。
「癖」が分かれば次に回避方法を考えるというやり方だ。(多分そうだったと思う)
この本にもそういったことが少し書かれてあった。

他にも30歳を過ぎたあたりから物覚えが悪くなったと思っていたのだが、それは脳の働きが衰えているせいではなく、今まで脳に蓄えられた知識を結びつけて、つながりを発見するという能力へと別のチャネルに開花しているそうだ。
そう言われるとちょっと嬉しい。

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どうして会社に行くのが嫌なのか (アスキー新書 26) (アスキー新書 26)
大美賀 直子
アスキー 2007-09-10
売り上げランキング : 23058
評価

お金持ちにはなぜ、お金が集まるのか レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

by G-Tools2007/09/18

飯倉晴武「日本人のしきたり」読みました

日本には様々な年中行事やしきたりがある。
お七夜、お宮参り、七五三、成人式(行ってないけど)、初詣、節分、結婚式、葬式…生まれたときから色々経験してきた。
普段当たり前のようにやってる年中行事なんかも、歴史的な由来を掘り起こしてみると結構面白いもんだ。

大安吉日に結婚式を挙げようとか、友引の日には葬式はやめとうとか、仏滅なんかも何となく知っているようで実は意味を知らなかったりする。

  • 先勝…午前が良く、午後が悪い
  • 友引…正午のみが凶。
  • 先負…午前が悪くて、午後が良い。
  • 仏滅…一日じゅう最凶の日。
  • 大安…一日じゅう良い日。
  • 赤口…昼だけが吉。朝・夕は凶で、災いに出会いやすい。

元々友引は「争いごとで、ともに引き分けて勝負なし」という意味なのだが、文字の連想から「友を引く」との意味に取られるようになったらしい。
これらは古代中国の「六曜」という暦の考え方にもとづいているそうだ。

葬式に行くと困るのが焼香の回数。
いつも前の人がやるのを見て真似ているのだが、基本的には1回でも2回でもよいそうだ。
3回を基本としている宗派もあるそうだが。

最近は年中行事やしきたりもだんだんと少なくなってきたが、日本人として生まれたからには少しは常識として覚えておきたい。

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日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心 (プレイブックス・インテリジェンス)
飯倉 晴武
青春出版社 2003-01
おすすめ平均  star
star誤りが多いです
star知っておくべきこと
star由来を知ることの大切さ
star すばらしい行事
star聞けそうできけなかったなぜ?がわかる

日本の「行事」と「食」のしきたり (プレイブックス・インテリジェンス) 日本人 数のしきたり (青春新書INTELLIGENCE 176) 日本人の禁忌―忌み言葉、鬼門、縁起かつぎ…人は何を恐れたのか (プレイブックス・インテリジェンス) 日本人が忘れてはいけない美しい日本の言葉 (プレイブックスインテリジェンス) 女性の品格 (PHP新書)

by G-Tools2007/09/18

Monday, September 10, 2007

麻生太郎「とてつもない日本」読みました

現自由民主党幹事長、麻生太郎の著書。
次期首相と言われてるので興味があり買ってみた。
2006年の自民党総裁選では負けてしまったが、秋葉原の演説でオタクを惹き付けたのは記憶に新しい。

ニート、高齢化、格差問題、地方自治、外交問題など独自の視点で見た日本。
戦後日本が歩んできた経験の価値。
海外から見た日本の評価などが綴られている。
また靖国問題についても分祀は論外、宗教法人から特殊法人にしするべきという持論を述べている。
若者に向けたメッセージ色が強い内容だ。

日本って知らないところで結構頑張ってるねんなぁと。
まぁ年金問題とか大臣の不祥事とか国内では色々問題はあるけど、海外に対してはもう少し胸を張ってもいいのかなぁと感じた。
安倍晋三よりかは頼れる政治家のような気がする。
なかなか面白い本でした。

最後にウィキペディアに書かれている麻生太郎の趣味項目が笑えた。

自らオタクと公言する中川翔子が安倍政権の支持率回復には「かわいげが必要」と発言したと知ると、麻生は「かわいさが必要か…あの子の言葉なら『ギザカワユス』なんだろうが、50を過ぎた男が『かわいい』と言われても、あまり気持ち良くないんじゃない? まだ『ちょいワル』の方がいいんじゃないか」と記者団に語っている。その際、麻生は中川を「あの絵のうまい子だろ」と評している。

麻生内閣が発足されるのはいつになるのだろう。
色んな意味で楽しみだ。

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とてつもない日本
麻生 太郎
新潮社 2007-06-06
売り上げランキング : 446
評価
おすすめ平均  star
star内容は凡庸、とてつもない危機感の薄さ
star総合力が素晴らしい
star若い僕らこそ読んでおくべき本
star「ジョン・レノンとひとつ違い」が鼻につかない稀有な政治家の良書
star素敵な悪代官が語る明るい国家像

自由と繁栄の弧 麻生太郎の原点祖父・吉田茂の流儀 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891) 2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14) 本当はヤバイ!韓国経済―迫り来る通貨危機再来の恐怖

by G-Tools2007/09/10

Saturday, September 08, 2007

渡辺淳一「鈍感力」読みました

PLAYBOY日本版で連載されていたもの。
う〜ん。
期待してたほど面白くなかった。
男性雑誌で読むには楽しいだろうけど。

ようは、敏感な奴よりかは鈍感な奴の方が生き易いということ。
確かにその通りだし、僕も鈍感だったら鬱なんかになってないかったと思う。

じゃあどうすれば鈍感になれるのか?
はっきりした答えがここには書かれていない。
鋭い人へのメッセージなのか、鈍い人への励ましなのか、いまいち説得力に欠ける本だった。

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鈍感力
渡辺 淳一
集英社 2007-02
売り上げランキング : 217
評価
おすすめ平均  star
star逆転の発想を楽しむエッセイ
star二項目だけの批判になるけど
star鈍感というよりも
star作家なのに……
star売れているのは小泉前首相のおかげ?

きちんと生きてる人がやっぱり強い! (KAWADE夢新書) 女性の品格 (PHP新書) 不動心 林住期 楽しそうに生きてる人の習慣術-“心がいつも疲れている自分”とサヨナラする方法- (KAWADE夢新書)

by G-Tools2007/09/08

Friday, September 07, 2007

岡田斗司夫“「世界征服」は可能か?”を読みました

世界征服を狙っている人には是非読んで頂きたい一冊。
自分はどんな支配者なのか知ることができ、尚かつ世界征服の手順まで書いてある。
「世界征服とは何か?」「悪とは何か?」についてマジメに語っています。
岡田斗司夫だけあってアニメや漫画に例えて説明してくれるところが面白い。

しかし、昔のアニメの悪役は簡単に「世界征服だ!」「人類滅亡だ!」とか言ってたけど、今考えてみるとそれをして何の得があるのだろう。
支配して得たいものは何なのかはっきりしていないアニメが多かった。
そこでこの本では支配者を4つに分けて解説している。

  • 魔王タイプ(「正しい」価値観ですべてを支配したい)
  • 独裁者タイプ(責任感が強く、働き者)
  • 王様タイプ(自分が大好きで、贅沢が大好き)
  • 黒幕タイプ(人目に触れず、悪の魅力に溺れたい)

僕は黒幕タイプ。
ドラゴンボールでいうところのフリーザがこのタイプらしいです。

これが分かると今度は「世界征服の手順」へ移る。
しかし、読んでいると「世界征服」には人材確保や、設備投資、作戦、武装など何かとお金がかかることが分かります。
事務所をどこにかまえるかとか、都心だと家賃が高いので郊外にしようかとか。
人件費も考えないといけないし、とにかくお金が掛かる。
ロボット開発なんて夢のような話。
せめて戦闘機。
でも「世界征服」するのだから誰かにばれると困る。
戦闘機を隠す場所も地下とかにしておかないとGoogle Mapに写ってしまったりする。
そんなこんなを考えると「世界征服」はかなり面倒臭いのである。

では本当に「世界征服は可能なのか?」。
その結論は「可能」。
しかし旨味はないそうだ。
もっともである。

■関連記事
岡田斗司夫「いつまでもデブと思うなよ」読みました

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「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61)
岡田 斗司夫
筑摩書房 2007-06
売り上げランキング : 111
評価
おすすめ平均  star
star「世界征服」?
starあの国の独裁者もばっさり切ってくれてます
star教科書とマンガの間に
star世界征服という言葉の魔力
starシャレで済ますことができない一冊

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227) 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891) 2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14) オタク論! とてつもない日本

by G-Tools2007/09/07

Thursday, September 06, 2007

キャメル・ヤマモト「はまる人、はもる人、はめる人 「強味」の人材像」読みました

ただ「はめる人」というエロい響きだけで買ってしまった。

この本は自分独自の「固有の強み」を見出して、それを磨いて行くという内容。
基本になる2タイプをタレントとプロデューサーに例えて、そこから自分の役割というものを発見していきます。
さらに役割が9タイプに分かれています。

  1. 定型的で事務的な仕事(ジムタン)
  2. 高度プロセス管理(プロセサ)
  3. 用途限定の専門家(エクスパ)
  4. 営業的な仕事(セルプロ)
  5. 監督兼プレイヤー(プレマネ)
  6. マネジャー(カチョウ)
  7. 企業参謀(コンサル)
  8. 起業家(アントレ)
  9. 事業リーダー〜経営者(ボスザル)

読んでいると僕はプレマネに当てはまりそうです。
働いてないけどね。
でも、僕は誰かと一つの仕事をやり遂げるのが好きなので、「はもる」ことを伸ばしていけばいいのだと思いました。

仕事に行き詰まりを感じている人にお薦めの一冊です。

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はまる人、はもる人、はめる人 「強味」の人材像 [朝日新書061] (朝日新書 61)
キャメル・ヤマモト
朝日新聞社出版局 2007-08-10
売り上げランキング : 97399
評価

女性の品格 (PHP新書) 鷲の人、龍の人、桜の人米中日のビジネス行動原理 すごい「実行力」

by G-Tools2007/09/06

Monday, September 03, 2007

岡田斗司夫「いつまでもデブと思うなよ」読みました

オタクキング岡田斗司夫の究極のダイエット本。
タイトルが最高ですね。
テレビでも紹介されたらしく、近所の本屋では売り切れてました。
彼が書く本だけあって非常に読み易く面白いのもいいです。

ダイエットって辛くて我慢が必要という常識を見事に覆します。
その名もレコーディングダイエット。
ひたすらその日に食べた食事を記録していくだけ。
なので精神力もいらなければ、我慢も必要ない。
実際に彼自身がこのダイエットで50kg減に成功しています。

この本では見た目主義社会の現在、いかにデブが損をするかが書かれていて、そこがかなり面白い。
そして何故太っているのかを知ること、すなわち毎日の食事を記録していくこと(レコーディング)で必ず痩せると書かれています。

ダイエットの段階は6つあって、オタクキングらしく飛行機の発進プロセスになぞらえています。

  1. 助走(デブの正体を知る)
  2. 離陸(カロリーを計算する)
  3. 上昇(カロリーを制御する)
  4. 巡航(いろいろやってみる)
  5. 再加速(体の声を聞く)
  6. 軌道到達(ダイエットの終わり)

実は僕も3日前から実践していて今助走段階です。
はてなダイアリー「Wind to Willow」にレコーディングしていってます。
ここは毎日欠かさず書いているので苦にならないかなと思う。
メタボリックでも効果がでるのか挑戦してみます。

■関連記事
岡田斗司夫“「世界征服」は可能か?”を読みました

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いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)
岡田斗司夫
新潮社 2007-08-16
売り上げランキング : 4
評価
おすすめ平均  star
starダイエット本ではなくダイエット管理本
starFAT
star私もレコーディングで痩せた経験があります
star売るための本
starタイトルが秀逸。

「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61) 2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14) 実践イラスト版 スローセックス 完全マニュアル 「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55 スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)

by G-Tools2007/09/03

Friday, August 31, 2007

カント「永遠平和のために/啓蒙とは何か」を読みました

ドイツの哲学者、イマヌエル・カントの「啓蒙とは何か」(1784年)、「世界市民という視点からみた普遍史の理念」(1784年)、「人類の歴史の憶測的な起源」(1786年)、「万物の終焉」(1794年)、「永遠平和のために」(1795年)が収められた本。
Amazonのカスタマーレビューでもかなりの好評価だったので読んでみた。

そもそもカントなんて名前も知らなかった。
ただ先日読んだ“「人間嫌い」のルール”で度々彼の名前が出て来たので興味を持ったのだ。

正直なところ僕みたいな馬鹿には難し過ぎた。笑
しかし中山元氏の解説が非常に素晴らしく、それがなければ僕にはさっぱり理解できなかっただろう。
解説の中でも一番面白かったのが「原初の否定性〜神の掟の侵犯」と「第一の反自然性〜性の欲望」。
人間の生き方や、繁殖期がない人間が持ってしまった欲望から、羞恥心が生まれたことの説明とかは哲学に興味がなくても面白いと思う。

こういった本のレビューを書くのは馬鹿にとっては本当に辛い。
自分自身でハードルを上げてしまった。
でも、カントの教える何よりも必要なこととは、知識ではなく、「自分の頭で考える」ということ。
馬鹿は馬鹿なりに考えて生きれば、それなりの人生が送れるのではと思う。

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永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)
カント 中山 元
光文社 2006-09-07
評価
おすすめ平均  star
starびっくり
star再考されるべき翻訳
star解説が素晴らしいです。
star人類への応援
star現実主義者カント氏とユートピアン柄谷行人氏

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) 自由論 (光文社古典新訳文庫) カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫) マダム・エドワルダ/目玉の話 (光文社古典新訳文庫) 帝国主義論 (光文社古典新訳文庫)

by G-Tools2007/08/31

Monday, August 27, 2007

「見違えるほどきれいな字が書ける本」読みました

最近は字を書く機会も少なくなったが、やっぱり書くなら綺麗に書けるに越したことはない。
アホそうな子でも字が綺麗なだけで知的に見えたりする。
字というものはその人の人柄や性格を表すものだと思う。

この本では世相を取り上げ、字を書くことにも同じことが言えると分かり易く説明されている。
「美しい字」ではなく「美しく見える字」について書かれているので、誰でもすぐにチャレンジできるのがいい。
また行書や草書の書き方まで踏み込んでいるので、何度も繰り返しながら練習すればそれなりの字が書けるようになると思います。

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見違えるほどきれいな字が書ける本 (ベスト新書 148)
山下 静雨
ベストセラーズ 2007-06-09
売り上げランキング : 207961
評価

by G-Tools2007/08/27

Thursday, August 23, 2007

今更「生協の白石さん」を読んでみた

今朝起きると僕のPCの上に一冊の本が置いてあった。
それがこの「生協の白石さん」。
嫁がこれなら簡単に読めるだろうと置いていってくれた。
ブログでは拝見してたんだけどこうやって本で読むのは初めてだ。
活字にするとまた違った趣があってよい。

東京農工大学の生協で「ひとことカード」というのがある。
学生達が生協への質問や要望を書いて投書するものだ。
その「ひとことカード」を担当している白石さん書くコメントが面白いと評判になり、それがブログになり本になったものだ。
「愛は売っていないのですか…?」という学生の投書に白石さんは「どうやら、愛は非売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意下さい。白石」(講談社「生協の白石さん」より引用)という風に面白くも愛情のこもった答えを返してくれる。
久しぶりにブログを拝見した。
相変わらず白石さんはお元気のようだ。

Q.高校の友人であだ名が「バスター」というやつが今年東大1点差で落ちたみたいなのですが白石さん、あいつをはげましてください。(ch.)

A.ご指名賜り恐縮ですが、私の励ましなど毛ほどの役にも立たないかと思われます。「バスター」といえば野球用語では“バントと見せかけヒッティング”の意ですが、きっとご本人様はニックネーム通り落ち込んでいると見せかけ闘志メラメラなのではないでしょうか。宜しくお伝え下さい。(白石)(がんばれ!生協の白石さん!「東大に落ちた友人。」より)

こんな粋な大人になりたい…。

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生協の白石さん
白石 昌則 東京農工大学の学生の皆さん
講談社 2005-11-03
売り上げランキング : 11033
評価
おすすめ平均  star
star癒されますね
star竜雷太はよかった。
star大変読みやすい
starひねりの入った変化球
star生協の白石さん

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ きょうの猫村さん 1 下流社会 新たな階層集団の出現 さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書) Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ (初回生産限定盤)(DVD付)

by G-Tools2007/08/23

ブログを書くこと それは公開オナニーだ!そして僕は金星人

最近思うのだが、ブログを書くことって公開オナニーだなと。

「書く=カク」

駄洒落じゃないんだけどたまにそう思う。
このブログはまだ半年だけど(以前はある会社でずっとブログを書き続けていた)書き始めたときと今とでは書く内容がだいぶかわってきた。
以前はネットで拾ってきたネタを取り上げたり、VOX 今日の質問(QotD)ってのに回答したりしてたんだけど、だんだん気持ちよくなくなてきたのだ。
オナニーするのにもネタがあるようにブログを書くのにもネタが必要だ。
そのネタが女子高生や女子大生から、OLや熟女あたりに変わってきた。
だから最近はCDや本のレビューを書いている。
いやカイている。
あっバレーボールネタも。

元々僕はバンドをやっていて、スポーツ番組のBGMなんかのギターを弾いたりなんかもしていた。(これ唯一の自慢)
だから、文学よりかは音楽にしか興味がなかった。
それがここ2,3年の間で急に本に目覚めた。
とはいってもソフトウェアの参考書、デザイン書、WEB書、自己啓発書ぐらいしか興味はなく、小説なんてもんは全く読まなかった。
最近いい本を紹介されたりして読むようになったが、本に関してはまだまだ初心者だ。
そんな僕がこのブログで本やCDのレビューなんかを偉そうにカイてる訳だが、これはあくまでも僕自身の勉強のためだと思っている。

小学生の夏休みの宿題には必ず読書感想文というのがあった。
僕はあれが嫌いで嫌いでたまらなかった。
まぁ読んでないから書けないのも当然なのだが、読んだとしても何を書けばいいのか全く分からなかった。
あれから25年ぐらい経つのだが、この歳になってやっと書いてみようという気になった。
それも公開オナニーという形で。
この公開オナニーというのは度胸がいる。
僕の知っている人達も沢山読んでくれてる訳で、文章力も問われてくる。
せっかくオナニーを自慢するのだから、おもいっきり変態で凄いやつを見せてやりたいとも思う訳である。
関西人根性として。
でも、全然駄目だ。
自分で読んでても面白くないもん。
カイているときは気持ちいいんだけどなかなか射精しない。
でもこうやって自分の恥をさらすことは決して悪いことだとは思わない。
むしろ自分が抱えている躁鬱病と闘うためにもできるだけ続けていこうと思う。

今日は、不覚にも大嫌いな細木数子の六星占術 平成20年度版を購入してしまった。
どうもこういう滅入った気分のときってついつい手を出してしまうんだな。
ちなみに僕は金星人の(−)で、今年ようやく大殺界から抜け出し来年は緑生という年だそうだ。
因に緑生という年は仕事運も財運いいらしい。
ほんまかいな。
でもいいことは信じておこう。
しかし尿道、泌尿器系には気をつけろと書いてある。
僕のチンチン大丈夫かしら?

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六星占術による金星人の運命〈平成20年版〉 (ワニ文庫 J- 52)
細木数子
ベストセラーズ 2007-08-22
売り上げランキング : 69
評価

六星占術による火星人の運命〈平成20年版〉 (ワニ文庫 J- 53) 六星占術による天王星人の運命〈平成20年版〉 (ワニ文庫 J- 54) 六星占術による水星人の運命〈平成20年版〉 (ワニ文庫 J- 56) 六星占術による霊合星人の運命〈平成20年版〉 (ワニ文庫 (J-57)) 六星占術による土星人の運命〈平成20年版〉 (ワニ文庫 J- 51)

by G-Tools2007/08/23

今更ながら「イン・ザ・プール」読みました

出版された当時から嫁に奨められていたのだが、ようやく読む気になった。
僕みたいな読書初心者でもサクッと読める面白い本だ。
映画にもなってDVDも発売されている。

物語は神経科医 医学博士 伊良部一郎と彼の患者たちのお話。
心身症でプールで泳ぐことに依存してしまう出版社勤務の編集者、別れた嫁の夢を見て陰茎強直症になったサラリーマン、ストーカーに追われていると思い込んでいる傲慢な美人モデル、携帯電話がないと不安になってしまう実は孤独な男子高校生、タバコの火を消し忘れたかもしれないと外出する度に不安になる強迫神経症のルポライターの男、などが患者として登場する。
初診で訪れる患者には必ず「いらっしゃ〜い!」と迎え入れ、有無を言わさずまず注射をするのが伊良部流。
そしてその注射をするのはマユミちゃんという無愛想なエロナース。
その注射をされている患者の姿を見ると伊良部は異様に興奮するのだ。
この時点でかなり笑けてくる。

中でも面白かったのが陰茎強直症の男の話。
陰茎強直症って、ようはチンチンが勃ちっぱなしなわけで、痛みと恥ずかしさに耐えなければならない病気だ。(本当にある病気かは知らんが)
その男はある日淫夢を見る。
3年前に分かれた嫁とセックスをするリアルな夢。
そして夢から覚めたときから彼の勃起生活が始まる。
その嫁は他に好きな男ができたからと言って彼の元を去っていった。
彼は寝取られたにも関わらず彼女の言われるがままに離婚した。
その時何も言えなかった自分がずっと悔しかったのだ。
ある日、大学病院で診察してもらえるということで彼は藁をもすがる思いで出かけた。
そこで待っていたのは、めったにお目にかかれる病気ではないということで学生を集めて見せ物にされるという屈辱だった。
そして彼はキレた。
すると彼の勃起は治まったという話。

僕も入院中、友達になった患者から「溜め込んでないでキレちゃいなよ。」と言われた。
その間に何度かキレて、コンクリートの壁を殴り倒し、喫煙所の椅子を蹴りまくり、看護士にキレて彼らの前で根性焼きをしたりした。
僕の場合、結局痛いだけだったんだけど。

伊良部という医師ははっきりいってイカれている。
でも神経医としては名医なんだと思った。
まず患者と同じ行動をするのだ、それは決して患者の為とは思われず、自分が楽しみながらやっている。
患者と一緒に水泳を始めたり、持ってもいない携帯電話を持ち始めたり、俳優オーディションに応募したりと。
全く患者のこない神経科だから許されるのだが、普通では考えられない。
午後を勝手に休診にするとか。
でもそんな破天荒なところにみな魅了されていくのだ。
本当にこんな医者がいたら怖いけど、こういう治療法というものもあっていいのではと思う。
てか、アホに見えてかなり計算高い男なんだな伊良部という男は。
そういうところが見え隠れするとこが彼の魅力なんだと思う。

僕の担当医もかなりとぼけていて面白いが、伊良部には敵わない。
でもいい医師に出会えたと今は思ってる。

photo
イン・ザ・プール
奥田 英朗
文藝春秋 2002-05
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by G-Tools2007/08/23

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イン・ザ・プール
松尾スズキ オダギリジョー 田辺誠一
ポニーキャニオン 2005-10-19

by G-Tools2007/08/23

Wednesday, August 22, 2007

“「人間嫌い」のルール”読みました

僕はかねてから「人間嫌い」を自負してきまいた。
独りでいるのがとても心地いい。
しかし僕は凄く淋しがりやでもあります。
こんな矛盾した性格だから回りを巻き込んで嫌な思いを一杯させてきました。
こんな自分を大変我がままだということは分かっています。
でもそれを今更治す気もなく、いや治せないのです。
こういう僕を理解してくれる人さえいればそれでいいのです。

先日友人のペットが死んだそうです。
それを嫁から聞かされました。
でも僕は何も反応しませんでした。
全く興味がないからです。
もしそれがうちの犬だったら話は違います。
この態度を見て嫁は「なんて冷たい人なんだろう」と思ったに違いありません。
でも僕はそのペットに愛情もなければ全く興味もありませんでした。
そしてそのペットの飼い主に「ご冥福をお祈りします」とありきたりなメールを送りました。

「人はひとりでは生きていけない」。その言葉を錦の御旗に、表向きうまくやるのが「おとな」、できない人は病気と蔑む 〜 他人を傷つけないという名目の下に、嘘やおもねりも正当化されるのが日本社会である。そんな「思いやり」の押しつけを「善意」と疑わない鈍感さ。「人間嫌い」は、そこに途方もない息苦しさを感じてしまう人なのだ。したくないことはしない、心にもないことは語らない。世間の掟に縛られずとも、豊かで居心地のよい人間関係は築ける。自分をごまかさず、本音で生きる勇気と心構えを与えてくれる一冊。(「人間嫌い」のルール 内容紹介より)

この本の著者中島義道は僕以上に人間嫌いです。
しかし彼の全てに共感できた訳ではありません。
ある程度の地位を確立できたからこそ彼は生きて行ける訳であって、僕も彼と全く同じように生きようと思っても野良死にするだけです。
しかし世間が正しいという常識に、全て従わないといけないというのは間違っているというのは僕自身とても共感できました。
皆が正しいと思っていることに異議を唱える必要はないのです。
たとえ異議があっても言わなければいいのです。
言う必要のないことは言わなければいいのです。

人間関係ってほんと面倒なことばかりです。
昔いた職場でも「いついつドライブに行かない?」と嫌な上司からよく誘われました。
わざわざ休みの日まで会社の連中とつるみたくないし、わざわざそのドライブの為にシフトを自分の都合のいいように組む上司にも嫌悪感を覚えました。
それをいつも軽く「いいですねぇ。じゃぁ考えときます。」と受け流していたのですが、その鈍感上司には僕が嫌がっていることが全く伝わっていなかったようです。
そういう空気を読んでくれない人と付き合うのは本当にしんどい。
それならきちっと断れば?とよく言われます。
人間嫌いながらもそこは上手くやっていこうという僕の汚らしい根性のせいで結局は自分の首を締めてしまうことになるのです。
そんなことは今まで生きていて何度も経験しました。
そして僕は世間から逃げようと任意入院したわけです。
それから退院して半年が過ぎました。
未だ社会復帰できずにいる自分に腹立たしさを感じています。
でもこの本を読んで少しは救われたかな?
もう少し自分自身をさらけ出して生きてもいいかなと思います。

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「人間嫌い」のルール (PHP新書 468)
中島 義道
PHP研究所 2007-07-14
売り上げランキング : 2293
評価
おすすめ平均  star
star「人間嫌い」の徹底の難しさ
starピュアな常識人
star生き方に自信がもてます
star自己啓発書?
star「人間嫌い」ための生き方。

哲学者というならず者がいる 「うるさい日本」を哲学する ひとを愛することができない―マイナスのナルシスの告白 悪について (岩波新書) カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ (新潮文庫)

by G-Tools2007/08/22

Monday, August 20, 2007

今更ながら「人間失格」読んじゃいました

太宰「人間失格」、人気漫画家「小畑健」の表紙にしたらバカ売れ】という記事を読んで買ってみたくなった。
といっても太宰も知らなければデスノートすら興味ない。
小説なんてものはほとんど読んだことがないし全く興味がなかった。
でもこのタイトルだけは何故かそそられるものがあった。
それは僕自身「人間失格」であることが大きく影響しているのだろう。

この主人公の大庭葉蔵は太宰治なんだな。
読み始めたときからそう思った。
そして太宰治という男は幸せなのにそれを感じることのできない人だったのだろう。
それはある意味不幸せなことだと思う。
今僕も幸せだとは思っていても、幸せだと感じることができない。
だから僕は不幸せというか残念な人間なんだと思う。
「人間残念」?「残念人間」?
まぁそんなことはどうでもいいのだが…。

僕も葉蔵と同じようにこの2月まで3ヶ月間鍵のかかった精神病院(脳病院)に入院してました。
そして「人間、失格…。」と思ったこともあり、最後の方は自分自身を見ているような感じでした。
60歳を超えた婆ちゃんに犯されそうになりましたし…。笑

今の僕の精神状態がよくなればもう一度読んでみたい本です。

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人間失格 (集英社文庫)
太宰 治
集英社 1990-11
売り上げランキング : 33
評価
おすすめ平均  star
star続くかどうか?
starとにかく陰鬱
star表紙の絵がちょっと……。
starやられました 
star太宰文学の逆説的価値

こころ (集英社文庫) 斜陽 (集英社文庫) 銀河鉄道の夜 友情;初恋 (集英社文庫) こころ (新潮文庫)

by G-Tools2007/08/20

「速読記憶術」読みました

僕が本を読み始めたのはほんの最近の話。
小さいころから読書は大嫌い。
社会に出てからはスポーツ新聞しか読まなかった。
漫画も読まなかったなぁ。
そんな僕が本を読み始めて感じたのは、何て読むのが遅いんだろう?ということ。
少しでも速く読めたらどれだけ沢山の本が読めるのかなぁと思ったのが、この本を買ったきっかけです。

簡単に説明しますとチャンキングで読み幅を増やして行くという方法なんですが、このチャンキングとは。

チャンキングとは目標、問題点、経験などをより大きな括りに纏め上げたり、小さな断片に細かく分解していくことを言います。(NLPビジネスコーチング より引用)

文章を断片的に細かくしたものを、最初は3文字程度でしか分けられないかもしれませんが、それを5文字、10文字と増やして行くことで、読むスピードを上げて行きます。
それが上級者になると1ページを面としてとらえることができるそうです。
まず僕には無理だな…。
しかし、目の動きをトレーニングするだけでも少しは速くなりました。
ただまだまだトレーニングがいるようで、速く読めても内容を覚えていなければ話にならない。
この本にはそれの対処の仕方も優しく解説してます。

まぁ速読を意識して読んだせいか、あまり内容が頭に入りませんでした。
暇があればもう一度読みたいと思います。

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速読記憶術―1分1秒を争うあなたの学習効果が大幅にアップ!
若桜木 虔
すばる舎 2007-06
売り上げランキング : 102819
評価
おすすめ平均  star
star視野を広げ、文字を直接視覚的なイメージに落とし込む

絶対速読記憶術 (だいわ文庫 (54-2G)) 速読勉強術―限られた時間で差をつける! 頭の回転が50倍速くなる脳の作り方~「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法~ 速読受験術―スピーディーに何度も繰り返す! 知ったモン勝ち! 私はこの方法で資格を30取得しました ―無敵のラジカル・マスター学習法

by G-Tools2007/08/20

Sunday, August 19, 2007

“「狂い」のすすめ”読みました

“「狂い」のすすめ”というタイトルがいい。
著者のひろさちや氏は宗教評論家でこの本以外にも400冊以上出版されている。

何故この本に目がとまったかというと、高田純次の「適当論」と同じで今の僕に足りないものをこのタイトルから感じたからだ。
目次を見ると「目的意識を持つな!」「人生は無意味」「生き甲斐は不要」「希望を持つな!」など今巷で出回っている自己啓発書とは一味違う。

狂った日本の社会でどう生きればいいのか?その答えがこの本には書いてある。
僕は宗教には全く興味はないが、イエスの教えや、仏教の教えを持ち出して書いてあるところにある種の説得力を感じられた。

ここでカバーの内側に書かれた文章を引用します。

今の世の中、狂っていると思うことはありませんか。世間の常識を信用したばかりに悔しい思いをすることもあるでしょう。そうです、今は社会のほうがちょっとおかしいのです。当代きっての仏教思想家である著者は、だからこそ「ただ狂え」。狂者の自覚をもって生きなさい、と言います。そうすれば、かえってまともになれるからです。人生に意味を求めず、現在の自分をしっかりと肯定し、自分を楽しく生きましょう。「狂い」と「遊び」、今を生きていくうえで必要な術はここにあるのです(「狂い」のすすめ より引用)

「現在の自分をしっかり肯定し〜」これが今の自分に欠けているものだと思います。
自分自身を肯定できないからもがき苦しんでるんだ。
そう思いました。
今、社会でストレスを抱えている人は是非読んでみて欲しい一冊です。
少しは気持ちが楽になるかもしれません。

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「狂い」のすすめ (集英社新書 377C)
ひろ さちや
集英社 2007-01
売り上げランキング : 4443
評価
おすすめ平均  star
star 説得力がイマイチですね! (>_<)
starいっきに読めた
star自己矛盾と自己弁護
star人生に意味はない
star奴隷社会の処方箋

あるがままに生きよ (ぶんか社文庫) デタラメ・あきらめ・いい加減―仏教に学ぶ幸せな生き方 ニッポン・サバイバル―不確かな時代を生き抜く10のヒント ブッダは何を教えたのか―人生の智慧、自分らしく生きるヒント (パンドラ新書) 「現世地獄」を生きる智慧 (ぶんか社文庫)

by G-Tools2007/08/19

Saturday, August 18, 2007

「きちんと生きてる人がやっぱり強い!」を読みました

「きちんと生きてる人がやっぱり強い!」。
何かとても勇気づけられるいいタイトルだなぁと思って買ってみました。

僕はきちんと生きているのか?
そう考えたときやっぱりきちんと生きてはいないなぁと思った。
この本を読んでみて自分の駄目さがよく分かった。
イマイチの人のパターンときちんと生きている人のパターンが章の最後にまとめられているのだが、あ〜これは当てはまらないというのが結構あって凹んだ。
でも、イマイチの人のパターンって回りに当てはまる人がかなりいて、その人の顔が思い浮かんだりして面白かった。

今の僕みたいに弱ってるときって、どうしてもこういう本に手がいってしまう。
でも、「愚直と言われようと、真っ正直にきちんと生きている人がバカを見ない世の中であるべき」という著者の思いに凄く共感できたし、自分自身を見直すのにもいいきっかけになったと思う。
とてもいい本ですよ。

それにしても俺って文章書くの下手糞だよなぁ…。

photo
きちんと生きてる人がやっぱり強い! (KAWADE夢新書)
内海 実
河出書房新社 2006-05-23
売り上げランキング : 4387
評価
おすすめ平均  star
starなぜか癒される……
starえらくなぐともただすくいきる!!
starきちんと生きるとはどういうことか
star自分は間違ってはいなかったと共感
star真面目が一番

鈍感力 楽しそうに生きてる人の習慣術-“心がいつも疲れている自分”とサヨナラする方法- (KAWADE夢新書) 不動心 日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心 (プレイブックス・インテリジェンス) いい明日がくる 夜の習慣

by G-Tools2007/08/18

Friday, August 17, 2007

高田純次の「適当論」読みました

以前入院しているときから気になっていた本をようやくゲット。
今の僕にとってこの「適当論」というタイトルは本当に惹かれた。

かれこれ2年半前に「鬱」と診断され、今もずっと闇の中にいる感じだ。
それから僕は本を読むようになった。
ウェブの本、デザイン書や参考書、自己啓発書など。
その中でもこの本はダントツに読み易かった。

この本は精神科医の和田秀樹氏との対談、和田秀樹氏から見た高田純次の発言の分析、高田純次になるためには?、高田純次 独白の4章に分かれていてどの章も楽しくあっという間に読めた。
僕は本を読むのが遅いので一日で読めた本はこれが初めてかもしれない。

僕がイメージしていた高田純次という人は、本当にいい加減で適当な人だなぁという感じ。
それでいて沢山の人に愛されている。
こんな風に生きれればいいなぁというお手本のような人だった。
この本を読んでもそのイメージは変わらなかった。
ただ、僕が知っている高田純次の裏には沢山の苦労があったんだなぁと。
そして「適当」とは「バランス」なのだそうだ。

高田純次は遅咲きのタレントだ。
そう考えると僕も少し自信をもらったような気がする。
まだまだ大丈夫かな。
当分は我慢の時だが、今は焦らずにゆっくり考えていこうと思う。

photo
適当論 [ソフトバンク新書]
高田 純次
ソフトバンククリエイティブ 2006-03-16
売り上げランキング : 7309
評価
おすすめ平均  star
star私もテキトーです
star面白いけど、純次さんだけの著作ではないじゃん!
starう〜ん・・・
starものすごく反省しています。
star知らずに買うと損します

適当手帳 高田純次 適当伝説~序章・勝手にやっちゃいました~ 適当教典 (河出文庫 た 23-1) バカポジティブ 編集長を出せ! 『噂の真相』クレーム対応の舞台裏 [ソフトバンク新書]

曲名リスト

by G-Tools2007/08/17

Monday, July 30, 2007

「賢人の知恵」読みました

バルタザール・グラシアンの 賢人の知恵」という本を読みました。
バルタザール・グラシアンとは17世紀のスペインで活躍した著述家です。
哲学書というと難しい本が多いですが、これは本当に読み易く作られています。

  1. 人とのかかわりについて
  2. 駆け引きについて
  3. 会話について
  4. 知性について
  5. 自分自身について
  6. 才能について
  7. 成功について
  8. 人生について

カテゴリも上記のように分かれていてすごく分かり易い。

この本には240もの言葉が書かれています。
その中から…。

二流の中で一番になるほうが、一流の中の二番手よりも望ましい。勝った者だけが上を目指せるのである。(「180 今いる場所で一番になる」より引用)

この言葉が僕は一番印象に残りました。
昔ある人から「男は一流にならなあかん!」と教えられて、それがずっと僕の心に引っかかってました。
僕には一流になる器はないのにと。
でも二流の中で一番になるほうがよいと書かれていて、何だか救われた気がしました。
今いる場所、次に行く場所で常に一番を目指せばいいのですから。

今まで色々な自己啓発書とかを読んでみましたが、そんな本よりもこういった哲学書の方が全然いいですね。
僕の人生のバイブルになりそうです。
ほんといい本に巡り会えました。

photo
バルタザール・グラシアンの 賢人の知恵
バルタザール・グラシアン 齋藤 慎子
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2006-12-20
売り上げランキング : 804
評価
おすすめ平均  star
star警句を身に纏う時代
star処世術を学ぶ
star現代社会をそつなく、時に姑息に生き抜くために
star哲学書では群を抜く読みやすさ
starこの10年間で最高の自己啓発書!

「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー 無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法 なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか? 大金持ちをランチに誘え! 世界的グルが教える「大量行動の原則」 レバレッジ・リーディング

by G-Tools2007/07/30

Tuesday, July 24, 2007

「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」読破

タイトルに惹かれて買ってしまいました。
数ある成功本や勉強本と違うのは、勉強のノウハウを解説した点。
そこは読んでいてためになると思います。
しかし結論的に「英語ができないと駄目」ということ。
それに最後の締めが「まず、ノートパソコンを買いましょう。そして日本経済新聞をとりましょう。」には愕然としました。
まぁためになる言葉を一つ挙げるとすれば「学んだことは言葉としてアウトプットしよう」ぐらいでしょうか。
これに1,500円はちと高い買い物でした。
でも結構売れているみたいですね。


photo
無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
勝間 和代
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007-04-05
売り上げランキング : 89
評価
おすすめ平均  star
starつるひめのレビュー「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」♪
star収入の方をもう少し・・・
starいいスタート切れました。
star基礎の大切さ
star要は勉強にお金をかけるということ

知ったモン勝ち! 私はこの方法で資格を30取得しました ―無敵のラジカル・マスター学習法 「続ける」技術 「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー 会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール 図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める

by G-Tools2007/07/24

Tuesday, May 01, 2007

On Vox: Vox Hunt:今一番読みたい本

今本屋の店頭にいます。手に取って読みたい本を教えてください。

5月8日発売の「フューチャリスト宣言」を読みたい。
梅田望夫/茂木健一郎が著者というのがそそられる。
この本は恐らく売れるのではないだろうか?
photo
フューチャリスト宣言
梅田 望夫 茂木 健一郎
筑摩書房 2007-05-08
売り上げランキング : 348

ウェブ人間論 東大のこと、教えます―総長自ら語る!教育、経営、日本の未来…「課題解決一問一答」 ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) 天才論―ダ・ヴィンチに学ぶ「総合力」の秘訣 クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング

by G-Tools2007/05/01

Originally posted on zept.vox.com


Thursday, April 05, 2007

On Vox: Vox Hunt:参考になったよ

参考になった・読んで為になった自己啓発の本を紹介してください。

シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土
梅田 望夫

筑摩書房 2006-08-10
売り上げランキング : 5344
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
自己啓発の本ではないかもしれませんが、シリコンバレーで活躍している人たちの様子や著者のシリコンバレーに対する思いなどが、日記形式で綴られています。

去年の夏ハワイに行く直前に関西空港で買いました。
梅田さんの文章は大変読みやすく、ネット関連で働いている人、またこれから働こうと思っている人には是非読んでもらいたいです。
もちろん「ウェブ進化論」もおすすめです。

Originally posted on zept.vox.com

ウェブ人間論ウェブ人間論
梅田 望夫 平野 啓一郎

新潮社 2006-12-14
売り上げランキング : 1863
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Wednesday, March 21, 2007

On Vox: Vox Hunt:シーッ!

思わず大声で笑ってしまう「本」を紹介してください。      

                        クイック・ジャパン (Vol.52)
これは本当に面白かった。
大泉洋は本当に最高な男です!

Originally posted on zept.vox.com


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