ジェシカ・ウィリアムズ「世界を見る目が変わる50の事実」読みました
英国公共放送BBCのジャーナリスト、ジェシカ・ウィリアムズの著書。
日テレの「世界一受けたい授業」に出演したことで売れているそうだ。
具体的な数字を取り上げ、世界で起こっている事実を50個紹介している。
日本で起こっていることですら知らない人が多いのに、世界で起こっていることなど知るよしもない。
なので、ここに書かれている事実はどれも驚くものばかりだ。
そこで、僕が驚いたものをいくつか挙げてみる。
- ロシアで家庭内暴力のために殺される女性は、毎年1万2000人を超える
- タイガー・ウッズが帽子をかぶって得るスポンサー料は、一日当たり5万5000ドル。その帽子を作る工場労働者の年収の38年分
- ケニアでは家計の3分の1が賄賂に使われる
- 今日の米国に生まれる黒人新生児の3人に1人は刑務所に送られる
- 世界の人口の70%以上は電話を使ったことがない
- 毎年、10の言語が消滅している
- 武力紛争による死者よりも自殺者のほうが多い
- 英国では総選挙の投票者数よりも、テレビ番組でアイドル選びに投票した人のほうが多い
- ロンドンの住民は、監視カメラで1日300回撮影される
中でも驚いたのは「毎年、200万人の女性が性器切除される」という事実。
これは女性器切除(FGM)や女子割礼と言われているらしく、主にアフリカ、そしてアジア、中東の一部集団、それに欧州、オーストラリア、カナダ、米国の移民社会で行われているそうだ。
女性器切除を受けさせる理由は色々とあり、性欲を封じ込めて婚前は純潔を、結婚後には貞操を守るのだと信じているところや、社会的な儀式や作法とされているところ、宗教上の理由など様々。また、こういったところでは、処置していない女性器は「醜い」「汚い」と見られ女性扱いをされなくなり、村八分を受けたりすることもあるそうだ。
それに衛生上の問題で死者も沢山出ている。
日本にいると全く考えられないことだが、毎年200万人の女性がこういった事実にあっていると思うと何だか複雑な思いになる。
これらの問題に自分ができることは何一つないけれども、事実を知ることで考え方や感じ方が少しでも変わるかもしれない。
著者もそれを望んでいるようだ。

- 世界を見る目が変わる50の事実
- ジェシカ・ウィリアムズ 酒井 泰介
- 草思社 2005-04-22
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- 評価
- おすすめ平均

ヨーロッパリベラルの色合いは色濃い
事実だと思うが、暗くなってしまう。
一片の情報、でも看過できない事実。
世界中の矛盾を考えるきっかけになる本
世界を見る目は大して変わらない
by G-Tools , 2007/09/25















日本人に生まれてよかったと、切に感じました。
投稿: えるま | 2007年9月26日 (水) 13:23
★えるま様
僕はフランスに生まれたかった。ww
投稿: junta | 2007年9月26日 (水) 13:25