カント「永遠平和のために/啓蒙とは何か」を読みました
ドイツの哲学者、イマヌエル・カントの「啓蒙とは何か」(1784年)、「世界市民という視点からみた普遍史の理念」(1784年)、「人類の歴史の憶測的な起源」(1786年)、「万物の終焉」(1794年)、「永遠平和のために」(1795年)が収められた本。
Amazonのカスタマーレビューでもかなりの好評価だったので読んでみた。
そもそもカントなんて名前も知らなかった。
ただ先日読んだ“「人間嫌い」のルール”で度々彼の名前が出て来たので興味を持ったのだ。
正直なところ僕みたいな馬鹿には難し過ぎた。笑
しかし中山元氏の解説が非常に素晴らしく、それがなければ僕にはさっぱり理解できなかっただろう。
解説の中でも一番面白かったのが「原初の否定性〜神の掟の侵犯」と「第一の反自然性〜性の欲望」。
人間の生き方や、繁殖期がない人間が持ってしまった欲望から、羞恥心が生まれたことの説明とかは哲学に興味がなくても面白いと思う。
こういった本のレビューを書くのは馬鹿にとっては本当に辛い。
自分自身でハードルを上げてしまった。
でも、カントの教える何よりも必要なこととは、知識ではなく、「自分の頭で考える」ということ。
馬鹿は馬鹿なりに考えて生きれば、それなりの人生が送れるのではと思う。

- 永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)
- カント 中山 元
- 光文社 2006-09-07
- 評価
- おすすめ平均

びっくり
再考されるべき翻訳
解説が素晴らしいです。
人類への応援
現実主義者カント氏とユートピアン柄谷行人氏
by G-Tools , 2007/08/31




ふーん








表紙の絵がちょっと……。






